トレント・レズナー、次回プロジェクトとしてナイン・インチ・ネイルズを再開すると語る

トレント・レズナー、次回プロジェクトとしてナイン・インチ・ネイルズを再開すると語る - 2005年作 『ウィズ・ティース』2005年作 『ウィズ・ティース』

映画『ソーシャル・ネットワーク』のサウンドトラックを手がけ、今年のアカデミー賞作曲賞に輝いたトレント・レズナーだが、近いうちにナイン・インチ・ネイルズとしての活動を再開させることを明らかにしている。

トレントは2009年に自身のオフィシャル・サイトでナイン・インチ・ネイルズとしての活動をしばらく休止し、ライブ活動も当分は行わないと宣言していたが、ここにきて再びナイン・インチ・ネイルズとしてのレコーディングに取りかかる準備をしていることを明らかにしている。

オフィシャル・サイトの掲示板への近況を報告する書き込みでトレントはナイン・インチ・ネイルズについてこう触れている。「ナイン・インチ・ネイルズは死んだわけではなくて、次にやることとして気持ちを集中させていくつもりだよ」とトレントは明らかにしている。

その一方で、妻のマリクィーン・マーンディグとのプロジェクト、ハウ・トゥ・ディストロイ・エンジェルズの新作についてはようやく完成しつつあることをこの報告のなかで説明している。

「レッド・カーペットでうっかり間違えて答えちゃったのかもしれないけど、ハウ・トゥ・ディストロイ・エンジェルズとしてのレコードが完成したという報道は間違っていて、この作品はまだ終わってないんだ」とトレントは説明している。「去年の夏から取りかかってて、今年の夏にミックスを行って、秋にリリースすることになると思う」。

また、現在トレントはコラボレーション・パートナーのアッティカス・ロスとともに『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督の次回作となる『The Girl with the Dragon Tattoo』のサウンドトラック制作の真最中だという。

そのほか将来的に予定しているプロジェクトとして映画『ナイト・ウォッチ』を手がけたことで知られるロシアの監督ティムール・ベクマンベトフ監督の新作『Abraham Lincoln: Vampire Hunter』にサウンドトラックを提供する予定もあるとか。

「脚本を読んだら、作曲家としてやってみたらすごくおもしろいんじゃないかと思えたんだよね」とトレントは説明している。「ティムールといろいろ話し合っているうちに、ティムールはぼくに映画で端役をやるようにも勧めてきて。アイディアとしては、誰にも秘密で特別出演的に役をこなして、映画が初披露される時にみんなに驚いてもらうっていうものだったんだけどね」。

ただ、その後すぐに映画出演の話がインターネットで触れ回られてしまったため、もはやサプライズ出演にもならないとトレントはボヤいていて「完成したら、頼むから驚くふりくらいはしてね?」とファンに頼んでいる。

トレントの近況報告はこちらから(→http://forum.nin.com/bb/read.php?7,1226115,1226115#msg-1226115

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