ザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスは新作『アングルズ』のインスピレーションとなった影響などについてNMEに語っている。
ジュリアンは今回の作品の曲作りにおいて影響を受けたアーティストとしてR.E.M.やボストンなどを挙げていて、さらにリード・シングル曲“アンダー・カヴァー・オブ・ダークネス”についてはブルース・スプリングスティーンのサックスとして有名なクラレンス・クレモンズの1985年のジャクソン・ブラウンとのデュエット曲“フレンド・オブ・マイン”がインスピレーションになっていると次のように語っている。
「この曲は軍隊に入ってる人で、付き合ってる彼女がいるっていう感じの話なんだよね。ある意味ベタなんだけど、まあ、要はすごく大切にしている人を置いていかなきゃならないっていう内容なんだよ。影響としてはあのクラレンス・クレモンズの曲のブリッジとコーラスとかがなぜか異常に好きだっていうのがあってね」とジュリアンは説明している。
「特に“フレンド・オブ・マイン”の感じがイメージしてたヴァイブだったんだよ」とジュリアンは認めてから「こういうことは種明かしするもんじゃないよな!」と語っている。
なお、バンドは3月23日リリースになる新作『アングルズ』のメイキングについてスタジオで語ったビデオをNMEのサイトで公開している。
クラレンス・クレモンズとジャクソン・ブラウンの動画はこちらから(→http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=knVbfhmME1g)
ストロークスが新作のメイキングを語る動画(パート2)はこちらから(→http://www.nme.com/nme-video/the-strokes-the-making-of-angles-part-two/809775659001)
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