エスベン・アンド・ザ・ウィッチが、2月23日にデビュー・アルバム『ヴァイオレット・クライズ』をリリースした。

アメリカの名門レーベル＜マタドール＞が、約10年ぶりに海を越えて契約した、イギリスはブライトン出身の男女3人組、エスベン・アンド・ザ・ウィッチ。彼らが鳴らすビートとメランコリックなメロディは「ナイトメア・ポップ」と称され、フォールズ、ザ・ビッグ・ピンク、ディアハンター、ザ・エックス・エックスといったアーティストのサポート・アクトに抜擢されるなど着実に支持を広げている。「BBC Sound of 2011」にも選出され、イギリスのTelegraph、The Timesといった新聞やNMEなどの音楽メディアでも好評価を得て、アメリカの音楽ブロガーの間でも話題になっているという。

今回の日本デビューに合わせてエスベン・アンド・ザ・ウィッチの日本公式サイトもオープン。現在、楽曲の無料ダウンロード・キャンペーンも実施されているが、その音源の中には先日ニュー・アルバムを発表したばかりのモグワイと、65デイズオブスタティックによるリミックス音源も含まれている。両バンドともエスベン・アンド・ザ・ウィッチのファンを公言しており、それぞれコメントを寄せている。

モグワイ（スチュアート・ブレイスウェイト）
「僕がここ最近聴いた新人のなかで、エスベン・アンド・ザ・ウィッチはずば抜けてカッコ良いバンドだ。だから、このリミックスをやるのも凄く楽しかったんだよ」

65デイズオブスタティック
「最後に僕がエスベン・アンド・ザ・ウィッチを見たのは、寂れたシェフィールドのダンスフロアで彼らがモータウンに合わせて踊ってた時。僕ら65DoSも一緒にいて。65DoSのリミックスって、普通はノイズや欠落感で曲を覆い尽くす試みみたいなものなんだ。でも、あの時の夢心地なダンスフロアでの思い出に敬意を表して、今回はファジーでダンスしたくなるようなリミックスに仕上げた。それから、レイチェルの声がロボットみたいに聞こえるように手を加えてるよ。彼らは素晴らしいことをやってる。まずはエスベンを聞いてみて。彼らがビッグ・バンドになっていくのを見るのが楽しみだ」

上記のリミックスをはじめ、シングル曲“マーチング・ソング”など計4曲が無料ダウンロードできるこのキャンペーンに参加するには、日本公式サイトにアクセスしてメール・アドレスを登録するだけでOK。（→http://www.beggarsjapan.com/artists/EsbenAndTheWitch/）また、YouTubeでは、“マーチング・ソング”のPVも公開されている。（→http://www.youtube.com/watch?v=VP0Nv_ivTaw）

ESBEN AND THE WITCH（エスベン・アンド・ザ・ウィッチ）
デビュー・アルバム
『Violet Cries』（ヴァイオレット・クライズ）
2月23日発売
＜MATADOR / HOSTESS＞
流通品番：OLE9392J （オリジナル品番：BGJ-10108）
￥2,490