スレイヤーのジェフ・ハンマーマンが難病の皮膚病手術のためツアーから離脱

スレイヤーのジェフ・ハンマーマンが難病の皮膚病手術のためツアーから離脱 - 2009年作 『血塗ラレタ世界』2009年作 『血塗ラレタ世界』

メタリカ、メガデス、アンスラックスの3バンドと「ザ・ビッグ4」として去年の夏にヨーロッパをソニスフィア・フェスの一環として回り、DVDまでリリースしたスレイヤー。今年も「ザ・ビッグ4」としての公演を春と夏に控えているが、ギターのジェフ・ハンネマンが難病の皮膚病の治療に入っているため、やむなくツアーから離脱することが明らかになった。

ジェフがかかっているのは壊死性筋膜炎という奇病で、皮膚のなかから、筋肉組織と脂肪と皮膚がただれて腐ってしまう病気なのだとか。おそらく蜘蛛に噛まれたことからかかったのではないかとされていて、右腕の手術を近く行うとのことだ。

バンドはすでに夏のツアーやフェス出演を控えているため、ジェフの代役としてのギタリストを探し、ツアーを続行すると発表している。

そもそもジェフとバンドを1981年に結成したギターのケリー・キングは「いろいろ今回起きたことを考えて、やっぱり今回またファンをがっかりさせるわけにはいかないという結論に至ったんだ」という声明文を発表している。バンドは昨年、ベースのトム・アラヤが頸椎と背骨の手術を受けたため、4月までのツアーの中止に追い込まれた経緯がある。

ケリーはさらにこう続けている。「ジェフも今回の決定には全面的に賛成してくれているから、ツアーは予定どおりやることになったんだ。一体いつになったらジェフが戻ってこられるのか、それをきっちりここで発表することはできないけど、できる限りすぐにでも戻ってくるから。早く元気になってくれるのが待ちきれないし、さっさと戻って来てほしいと思う」。

代役のギタリストは数日のうちにも発表される予定だ。とりあえず、「ザ・ビッグ4」としてスレイヤーは4月にアメリカのカリフォルニア州インディオ、7月にイギリスのネブワースとフランスのアムヴィーユでのライブを控えている。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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