アイアン・メイデン、30年のキャリアでグラミー初受賞、「ベスト・メタル・パフォーマンス」部門に輝く

アイアン・メイデン、30年のキャリアでグラミー初受賞、「ベスト・メタル・パフォーマンス」部門に輝く - 2010年作 『ファイナル・フロンティア』2010年作 『ファイナル・フロンティア』

第53回グラミー賞受賞式が本日2月14日(アメリカ現地時間2月13日)にロスアンジェルスのステイプルズ国際センターにて行われ、ロック部門ではアイアン・メイデンが30年のキャリアで初となるグラミー賞を獲得。2010年8月にリリースされた通算15枚目の最新作『ファイナル・フロンティア』からのリード・シングル“エル・ドラド”で「ベスト・メタル・パフォーマンス」部門に輝いている。

アイアン・メイデンは過去に、1994年に“フィア・オブ・ザ・ダーク”、2001年に“ザ・ウイッカー・マン”で「ベスト・メタル・パフォーマンス」部門でのノミネーション歴があるが、今回念願のグラミー初受賞。2009年にはイギリスのグラミー賞と言われる「ブリット・アウォーズ」の「ベスト・ライヴ・アクト」部門も受賞しており、今回のグラミー受賞で英米両国でそのライブ・パフォーマンスの実力が認められることになった。

母国イギリスはもちろん、日本を含む世界24ヶ国でアルバム・チャート1位を制覇した昨年のアルバム『ファイナル・フロンティア』だが、このアルバムを携えて現在アイアン・メイデンは2月11日のロシア・モスクワを皮切りに、昨夏の北米ツアーに続く『ファイナル・フロンティア ワールド・ツアー』を開始。

今回もバンド専用のジェット機、ボーイング757を『ファイナル・フロンティア』のジャケット柄で彩り、ブルース・ディッキンソン(Vo)自らが操縦桿を握ってモスクワへ乗り込んでいる。モスクワ公演は、『ファイナル・フロンティア』の1曲目“サテライト 15…ザ・ファイナル・フロンティア”、2曲目に“エル・ドラド”というセットでスタートし、ラストを飾る壮大なバラード“ホエン・ザ・ワイルド・ウィンド・ブロウズ”を含む、新旧ヒットを総括したベスト・オブ・アイアン・メイデンと言えるセットリストだったという。

この後は、シンガポール、インドネシア、オーストラリア、韓国を経て、約3年ぶりに日本へ上陸。3月12日、13日にさいたまスーパーアリーナ2daysを敢行する。
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