2月13日にニュー・シングル“Born This Way”をリリースし、同じ日にグラミー賞授賞式で“Born This Way”のパフォーマンスを行うレディー・ガガだが、新作『Born This Way』でコラボレーションを行ったプロデューサーが新作の内容について一部明らかにしている。
今度の新作でレディー・ガガはこれまでもコラボレーションを重ねてきたプロデューサーのフェルナンド・ガリベイのほかに、シカゴ出身のプロデューサーでミックステープのスペシャリストだというDJホワイト・シャドウことポール・ブレアを起用していて、特に新曲“Born This Way”はこのホワイト・シャドウが手がけているとビルボード誌が伝えている。
ある意味で大抜擢ともいえるが、そもそもの馴れ初めはロスアンジェルスでホワイト・シャドウが行ったDJをレディー・ガガが観ていて、その後、ホワイト・シャドウのミックステープを聴き込んだレディー・ガガからメールが送られてきて、もし自分のビートも書いているようなら自分の作品に参加しないかと声がかかったとか。
新曲“Born This Way”についてホワイト・シャドウは「レディー・ガガがアイディアを思いついて書き上げたんだよ。彼女は天才だね。一緒にツアーしながら世界各地で書き続けて、その時々で手に入る機材などを使って仕上げていったんだよ。タイトルの通りのサウンドになっているんだけど、これは聴いてみないと納得できないと思うな」と説明している。
ホワイト・シャドウはほかの楽曲にも関わっていて、ゆうに1年くらいは作業を続けていると語っていて、アルバムについては「本当にもうすごい作品だから。もうこれまでと較べて音としてはもっとすごく複雑だから。ほんとに美しいんだ。黄金の宇宙船がミントの草原のなかにできた虹の滑走路に着陸するような、そんな感じ」と説明している。
アルバムは5月23日にリリースが予定されているが、締切に間に合わせるためにホワイト・シャドウは現在も1日20時間体制で作業を続けているとか。