ローリング・ストーンズの結成50周年記念ツアー計画が発覚。なぜか法廷で

ローリング・ストーンズの結成50周年記念ツアー計画が発覚。なぜか法廷で - 2005年作 『ア・ビガー・バン』2005年作 『ア・ビガー・バン』

ローリング・ストーンズが結成50周年ツアーを準備していることが、なんと訴訟裁判の過程で明らかになった。

問題の訴訟は興行プロモーターのマイケル・コールとライブ・イベントの興行会社ライヴ・ネイションとの間で争われているもので、もともとライヴ・ネイションの会長だったコールは08年に退社した際ライヴ・ネイションとの覚書を交わしているが、その後のコールの行動がその覚書に違反しているというもの。それに対してコールはライヴ・ネイションを営業妨害で反訴しているが、この営業妨害に関わるプロジェクトが実はストーンズの50周年記念ツアーであることが法廷で明らかになった。

この反訴によれば、コールは今年の後半に行われるストーンズのツアーの興行権をめぐってライヴ・ネイションに妨害され、さらに破談にされそうになったとのこと。もともと08年の覚書では将来的なローリング・ストーンズのツアーについてはライヴ・ネイションとコールが共同で興行を行う取り決めになっていたのだが、その後、この覚書のさまざまな内容に関して両者は対立を続けてきたという。

訴えによれば、ライヴ・ネイション側は去年の2月にコールに対してストーンズのツアーについては競り合う旨を通達してきたと思うと、今度はライヴ・ネイションとのジョイント・ヴェンチャーとしてのみコールの関与を認めるなどと通告してくるなど、さまざまな揺さぶりをコールにかけてきたという。自身の風評被害にも及ぶ事態になってきているため、今回反訴に訴えたとコール側は説明している。

ちなみにストーンズは2012年に初ライブから数えて50周年を迎え、今年の後半から来年にかけて大々的な世界ツアーに乗り出すといわれていて、おそらく興行記録を塗り替える前人未踏のツアーになるだろうと予測されている。

また、グラストンベリー・フェスティヴァルのホームページでは、一時ストーンズのベロマークが登場したといわれていて、おそらくストーンズが今年のヘッドライナーのひとつなのではないかとも囁かれている。
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