キッス、通算20枚目の新作を今年中にリリースか

キッス、通算20枚目の新作を今年中にリリースか - 2009年作 『Sonic Boom』2009年作 『Sonic Boom』

今年結成28年目を迎えるキッスは20枚目のアルバムを制作すべく3月からスタジオ入りするという。バンドは年末までに新作をリリースしたいとしている。

キッスは09年にも19枚目のアルバム『Sonic Boom』をリリースしているが、これは実に11年ぶりのオリジナル・アルバムとなった。今回早くも新作制作へと動き出したのは不本意な形で終わった98年の『サイコ・サーカス』を挽回する手応えをおそらく『Sonic Boom』で得られたからなのだろう。また、『Sonic Boom』はキッスの全アルバム中でもチャート2位と、バンドにとっての最高位を誇る作品ともなっている。

2003年以来、オリジナル・ギタリスト、エース・フレーリーの後任を務めているトミー・セイヤーはBackstageaxxess.comに新作への展望についてこう語っている。「3月にはみんなでスタジオに入ることになると思うよ。だから、今年中には威勢のいい新しいキッスのアルバムでみんなのケツを叩いて回ることになりそうだな」。

「今のところ、いくつか作曲に取りかかり始めてて、基本的に『Sonic Boom』と同じアプローチで取り組むつもりなんだよ」とトミーは説明する。「ソングライティングという意味で完全にバンドとして考えるということだよね。俺たちが大好きでグレイトなロックンロールっていう以外には一切、枠組も条件もなしっていう」。

また、前作にならって今度の新作でもプロデューサーはボーカルのポール・スタンリーが務めることになるとトミーは語っている。「キッスのアルバムがどういうサウンドで鳴るべきか、一番わかっているのがポールだからね。だから、ポールが大任を引き受けてプロデュースを仕切ることになってるよ」。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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