ポール・マッカートニー、ジョン・レノンの死の前に「仲直りできてよかった」と語る

ポール・マッカートニー、ジョン・レノンの死の前に「仲直りできてよかった」と語る - 1987年作 『オール・ザ・ベスト』1987年作 『オール・ザ・ベスト』

ポール・マッカートニーはジョン・レノンが亡くなる前に仲直りできていたことをありがたく思っていると語っている。

トーク番組『レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン』に出演したポールは、2人が「ビジネス問題をたくさんやりあった」上で、「友情をまた取り戻した」と説明している。

コメントはちょうどジョンがマーク・チャップマンによって銃撃されて命を落としてから30年目にあたる12月8日の命日に放送された回で行われた。この日は世界中でジョンの友人や家族、ファンがジョンの死を追悼した。

「パンはどういうレシピで焼いてるかとかさ、そんな話をするようになってたんだよね」とポールは語る。「本当に日常的なこととかでね。ジョンはその頃には子供ができてて、ショーンが生まれてたからさ、赤ちゃんのこととか、家族のこととか、パンのこととか、そういう話がいろいろできるようになったんだ。それでなんか意思の疎通がとりやすくなったんだよね。もともとダチだったっていうことがあるし」。

また、ジョンの「無意味な」殺害については、こう語っている。「ジョンを殺したやつについてはぼくの頭のなかで、あるフレーズが延々と鳴っていたんだよね。こいつはアホのなかのアホだと。本当に悲しくてどうにもならなかったよ。ジョンはなんかいつまでもいてくれそうな、それでいつでもつるめそうな、そんな気がしてたからなんだ」。

今月ロンドンとリヴァプールでクリスマス・ライブも控えているポールだが、番組ではジョンに捧げる曲として“ヒア・トゥデイ”を演奏した。

一方、オノ・ヨーコはNME最新号で、もしジョンがまだ生きていたなら「きっと新しい音楽で実験していて、コンピューターも使っていたんじゃないかしら」と語っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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