AC/DCのドラムのフィル・ラッドに大麻不法所持の有罪判決

AC/DCのドラムのフィル・ラッドに大麻不法所持の有罪判決 - 1980年作 『バック・イン・ブラック』1980年作 『バック・イン・ブラック』

AC/DCのドラムのフィル・ラッドがニュージーランドの裁判所で大麻を不法所持していた事件で有罪を言い渡されたとニュージランド・ヘラルド紙が伝えている。

フィルは10月25日にノースアイランドのタウラナガ・ビーチ・マリーナで停泊していたボードの船中にいたところ、警察の強制捜査に遭い、25グラムの大麻が押収された。

タウラナガ地方裁判所でフィルは罪状を認めつつ、情状酌量による穏便な処分も訴えたが、ロビン・パターソン判事はそれを認めず、フィルの大麻不法所持の罪を確定し、同時に罰金250ニュージーランドドル(約15500円)と法廷費用150ドル(約8240円)の支払いを命じた。

フィルが前科とならないような処置を訴え出たことに対してパターソン判事は「今回の逮捕は事故ではありません。あなたは愚かにも法を弄んでいたのです。あなたはロシアン・ルーレットを自分で行っていたのです」と言い渡した。

フィルは75年からAC/DCに加入しているが、ほとんどオリジナル・ドラマーといっても不可欠な存在。マルコム・ヤングとの不仲から83年に脱退したが、93年にバンドに再び迎えられ、ドラマーの座を確かなものにしている。ただ、違法薬物不法所持の前科がつくと以後のツアー活動に支障が出るケースも考えられる。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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