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    ドクター・ドレー、次回作『Detox』が最後のオリジナル・アルバムとなると語る

    ドクター・ドレー、次回作『Detox』が最後のオリジナル・アルバムとなると語る - 1992年作 『クロニック』1992年作 『クロニック』

    03年に制作に着手しながらもほかのアーティストのプロデュースなどで先送りにされ続けてきたドクター・ドレーのソロ新作『Detox』。いよいよ完成間近とも言われていて、スヌープ・ドッグやエイコンが共演するトラック“Kush”もネットでリークされたが、ドクター・ドレーは『Detox』が自身にとって最後のアルバムになると語っている。

    来年2月にサード・ソロとなる『Detox』をリリースした後には、新しい才能を発掘することにし、ラップは若いパフォーマーに任せようと思うとドレーは語っている。

    「俺がボーカル録り用のブースに入るってことについてはこれで最後だね」とドレーはXXL誌に語っている。「もう歳を取ってきてるからね……これからも若い才能をみつけてくることはずっと続けるし、一緒に作品を作っていくアーティストも探していくだろうけど、まあ、そこまでだよね」。

    03年から制作が進行していると言われてきた『Detox』はようやく11年の早い時期にリリースされると見込まれていて、エミネム、スヌープ・ドッグ、エイコン、ラ・ルー、ザ・ゲームなどが参加している。

    自身がパフォーマンスから離れようと思うそのわけについてドレーはこう説明している。「若いアーティストだったら、俺が言わないようなことを言えたりするんだよね。そういう領域でいろいろ試行錯誤があったっていうのと、単純に年齢的なこともあるからね。若いオーディエンスに共感してもらうにはどうすればいいのかっていうさ」。

    非常にレイドバックしながら中毒性の高いトラックとなった“Kush”(超高級大麻のブランド名)は、『Detox』(解毒)というタイトルとはうらはらにいかにも『ザ・クロニック』(大麻)な内容のトラックになっていて、先週ネットにリークしだした。

    “Kush”は聴くにはこちらから(削除されている場合もあります / →http://www.youtube.com/watch?v=PTFPvoNq-pM&feature=player_embedded#!)

    (c) NME.COM / IPC Media 2010
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