クイーンはこれまで40年間在籍してきたEMIとの契約に終止符を打ち、ユニバーサル・ミュージックとの長期的な契約を交わしたことを明らかにした。これに伴い、オリジナル・スタジオ・アルバム15枚を順次再発していくことになるが、どの作品についても新しいリマスタリングがほどこされ、新しいパッケージとともに新しいコンテンツも加えられるという。
さしあたって『戦慄の王女』『クイーンⅡ』『シアー・ハート・アタック』『オペラ座の夜』『華麗なるレース』の最初の5枚のアルバムが来年3月にリリースされ、残りの作品もすべて来年の間に再発される。
今回の移籍についてブライアン・メイはこう語っている。「すごく楽しみにしているよ。これだけ時間が経ってから、ついに自分たちのキャリアにとってまったく違ったフェーズへと乗り出していくんだからね。新しいレコード会社と、新しいアイディアと新しい夢とともにね」。
なお、クイーンについてはサーシャ・バロン・コーエンがフレディ・マーキュリーを演じ、アカデミー賞脚本家のピーター・モーガンが脚本を担当した映画も制作が進行している。
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