デンジャー・マウスが新コラボ作品にジャック・ホワイトとノラ・ジョーンズを起用

デンジャー・マウスが新コラボ作品にジャック・ホワイトとノラ・ジョーンズを起用 - ブロークン・ベルズ 2010年作 『ブロークン・ベルズ』ブロークン・ベルズ 2010年作 『ブロークン・ベルズ』

デンジャー・マウスは現在、イタリアの作曲家/アレンジャーとして有名なダニエレ・ルッピとのコラボレーション作品を進めているが、このプロジェクト用にジャック・ホワイトとノラ・ジョーンズをボーカルとして起用している。

ダニエレは映画音楽での活動やナールズ・バークレーにも参加していることで知られているが、デンジャー・マウスことブライアン・バートンとここ5年ほどにわたってローマでコラボレーションを重ねてきていて、今回のアルバムもそれにちなんで『Rome』と名付けているという。

(c) NME.COM / IPC Media 2010

2人は教会を造り替えたというフォーラム・スタジオで作業を重ね、また、作品のインスピレーションとなっているのは60年代のイタリアの映画音楽だとガーディアン紙に語っている。リリースやトラックリストについてはまだ不明だが、デンジャー・マウスはジャック・ホワイトやノラ・ジョーンズらの起用について次のように説明している。

「ぼくとしては男性と女性のボーカルを対でほしかったんだよね」とデンジャー・マウスは語る。「女性の声は柔らかで、あまり極端じゃない声がほしかったんだ。でも、男性の方にはちょっと声に苦悩が籠もっていてほしかったんだよね」。

デンジャー・マウスはさらにこう続ける。「最初のセッションを終えた後に別プロジェクトでツアーに出ることになって、その時にジャック・ホワイトに今回の音源を聴かせたんだよ。その時は本当に自分が今やってるものを聴かせるっていうだけで聴かせたんだよ。この時はまだジャックを本当にボーカルを起用しようなんて思ってもなかったし。さすがにあのジャック・ホワイトだからね」。

「でも、最後にはこう思ったんだよね。『ジャックもすごく気に入ってくれてたし、やってみようか?』ってね。実際やってみると、ジャックはいろんな声でやってくれたんだよ。高い声、低い声とね。で、『どうせなら全部使っちゃおうかな。全部入れた方がいいや』ってことに決めたんだ。それで“Rose with a Broken Neck”という曲ではたくさんジャックの声が収録されてるんだけど、必ずしもジャックっぽくなかったりするんだよ」

ザ・シンズのジェイムス・マーサーとのプロジェクト、ブロークン・ベルズとしてもツアーを続けてきたデンジャー・マウスだが、U2の新作『Songs of Ascent』にも参加しているという。
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