10年ぶりのディアンジェロの新作、今年の秋口にいよいよ出るか

10年ぶりのディアンジェロの新作、今年の秋口にいよいよ出るか

00年に絶賛を呼んだセカンド『ヴードゥー』をリリースして以来、10年も次回作に制作し続けてきたというディアンジェロ。かつてはエリカ・バドゥらとともにネオ・ソウルの星とも目されていたが、ほかのアーティストの作品への客演を抜かせば、一切のプロモーションやツアーからも身を引いて制作に専念したままになってから久しい。

『James River』というタイトルのこの作品には一説ではプリンスとのコラボレーションが行われているともいわれ、さらにナールズ・バークレーのシー・ロー、ラファエル・サーディク、マーク・ロンソンなども参加していると伝えられている。特にマークはビルボード誌に「ずっとノンストップで作業を続けてきていたっていうのは知ってるよ」と説明している。「長い間、ずっとなにもやってこなかったっていうことじゃないんだよ」。

ちなみにローリング・ストーン誌が取材用にコンタクトを取ってみたところ、10年の晩夏リリースとも噂された新作の行方についてディアンジェロは「今みんなでやっているところなんだ。ぼくとしてはね、完全に終わらせたいんだよ」という返事しかもらえなかった模様。最近聴いているものはという質問に対しては、60年代後半から70年代にかけてデトロイトで活躍したファンク・ロック・ユニットのブラック・マーダを挙げ、「最近のものはなにも聴かないよ」と答えている。ただ、マーク・ロンソンの話によれば、自身も関わっているナールズ・バークレーの『セント・エルスホエア』やエイミー・ワインハウスの『バック・トゥ・ブラック』などはディアンジェロのお気に入りだとか。
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