BUMP OF CHICKENが両A面シングル『宇宙飛行士への手紙／モーターサイクル』をリリースする。表題2曲とカップリング曲“good friend”が収録されたこの作品について、メンバー4人が「ROCKIN’ON JAPAN」にじっくりと語った。

このインタビューは2時間以上にもおよんだため、8月30日発売の10月号に「前編」と、9月30日発売の11月号の「後編」との2号連続で掲載する。

10月号の記事によると、ニュー・シングルの3曲は非常にストレートで素直な楽曲だという。今のBUMP OF CHICKENを伝える重要な作品だ。今回の取材もレコーディング期間中に行われたが、インタビューは現在のバンプの調子が絶好調であることを伝えている。既に曲がたくさんあり、集中してレコーディングを進めているとのこと。メンバー間で、「また曲できたんだよねー」(藤原基央／Vo・G)、「まじかよぉ!?」(直井由文／B)と驚きの声があがる程だ。

そして、インタビューはニュー・シングルの楽曲にも深く迫る。“宇宙飛行士への手紙”について、メンバー4人が深く共感した思いや、そのきっかけとなるエピソードを明かしている。“宇宙飛行士への手紙”は過去や幼いころの記憶を彷彿とさせる楽曲だが、それは今のバンドのモードと結びついているようだ。藤原はインタビュー中では以下のように説明している。

「そういうのを書くのが好きだっていうわけではなく、そういうモードだったっていうことなんですけど。(中略)やりたくないからって、自然に出てくるものを無かったことにすんのも嘘じゃないですか。それが今の自分なんだろうなあと思って、曲にしますけど」

アルバムへの期待も高まる中、BUMP OF CHICKENの現在地を示す貴重なインタビューだ。