ジム・ジャームッシュ監督はイギー・ポップのドキュメンタリー制作に乗り出していることをほかのプロジェクトの予定とともに明らかにした。

ジャームッシュ監督はほかにも、自身の新作映画、さらにはオール・トゥモローズ・パーティでのキュレーターを引き受けたことなどを明らかにしている。09年の『リミッツ・オブ・コントロール』の次回作となる新作映画については『リミッツ・オブ・コントロール』や『ブロークン・フラワーズ』でも起用したティルダ・スウィントンに声をかけているという。

ジャームッシュ監督はこうピッチフォークに語っている。「今新しい映画プロジェクトを練っていて、ぼくとしてはこれを真っ先にやりたいんだよね。来年の早い時期にティルダ・スウィントンやマイケル・ファスベンダー、ティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』に出てたミア・ワシコウスカを使って撮りたいんだよ。これについてはまだスポンサーが決まってないから、今その交渉中なんだ」。

また、ジャームッシュ監督はそうしたプロジェクトと平行する長期的なプロジェクトとして、イギー・ポップから依頼されたドキュメンタリー制作にも取り掛かっていくことになると説明している。

ジャームッシュ監督はこう加えた。「これはイギー・ポップ本人から依頼されたものなんだよ。そこで自分の家でももう決まりが作ってあって、イギーがぼくの自宅の半径90マイル以内に来た時には必ず撮影に出かけるということになってるんだ。だから、あと数年はかかるだろうね。急ぐような仕事じゃないし」。

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