ジェイソン・ボーナム、ロバート・プラント抜きでレッド・ツェッペリンを結成しそうになったと語る

ジェイソン・ボーナム、ロバート・プラント抜きでレッド・ツェッペリンを結成しそうになったと語る - 1975年 『フィジカル・グラフィティ』1975年 『フィジカル・グラフィティ』

07年O2アリーナでのレッド・ツェッペリン再結成ライブでドラマーを務めたジェイソン・ボーナムは、以降、ロバート・プラント抜きで再結成を行う「寸前まで行っていた」と明らかにしている。

レッド・ツェッペリンのオリジナル・ドラマー、ジョン・ボーナムの息子でもあるジェイソンはジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズとともに1年近くにわたって新曲の準備にいそしみ、ツアーの準備もしていたが、最終的に本格的な再結成はそのまま棚上げとなった。

「基本的にジミーとジョン・ポールは再結成に応じないことに仕方なく同意したというニュアンスなんだよね」とジェイソンはミュージック・レーダーに説明している。「その後、ある程度、時間が経って、それぞれにほかへ移らざるをえなくなったっていうか。3人では1年かけて曲を書いていろいろまとめあげてたんだよ。ジミーとジョン・ポールとの作業はものすごくうまくいったし、やってて好きだった。すごく楽しかったし」。

また、ロバート・プラント以外のメンバーを入れるという案をめぐって、オルター・ブリッジのマイルス・ケネディが検討されていたのではないかという憶測をジェイソンは否定している。

「実際に関わっていたのはまた別な人なんだけど、それしか言えないな」とジェイソン。「いずれにしても、あの時期にみんなですごした時間はものすごく大切な思い出だよ。あの頃のことをうまく説明することさえできないんだ。とにかく、ものすごく楽しかっただけで」。

いずれにしても、ロバート・プラント抜きでの再結成はジェイソンによると「寸前のところまで来た」という。「ぎりぎりのところまでいったんだよ」。

レッド・ツェッペリンをめぐるジェイソンの今回の発言は、デイヴ・グロールとジョッシュ・オムらとゼム・クルッケド・ヴァルチャーズを結成したジョン・ポール・ジョーンズがこのプロジェクトについて「暗礁に乗り上げた」と言及して以来のものとなる。

一方、ジェイソンは父ジェイソン・ボーナムの30回忌とレッド・ツェッペリンの音楽へのトリビュートを目的とするジェイソン・ボーナム・レッド・ツェッペリン・エクスペリエンスというツアーに10月から乗り出すことになる。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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