アルゼンチン代表のFW、メッシがオアシス再結成を要請

アルゼンチン代表のFW、メッシがオアシス再結成を要請

サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会で優勝候補最右翼のひとつアルゼンチンだが、FWのリオネル・メッシはもし自分たちが今大会を優勝することになったら、オアシスに再結成してお祝いパーティをやってくれと全チームで望んでいることを語った。

メッシは同じアルゼンチン代表で、ノエルとリアム・ギャラガーが最も応援しているマンチェスター・シティで普段はプレーしているカルロス・テヴェスに大会前にオアシスを聴くように勧められて、今ではオアシスに取り憑かれてしまっているとサン紙が報じている。

「カルリートス(テヴェスの愛称)がマンチェスター・シティでプレーするようになってから、カルリートスからはオアシスがいかにすごいかっていう話をしつこく聞かされててね。いつも今度聴いておくからって言ってたんだけど、どうしてもそこまでいかなかったんだよ」とメッシは説明する。

「それが、ワールドカップに向かう飛行機の中でカルリートスからついに無理矢理聴かされたんだよ。正直言ってどうせそんなにすごいものでもないだろうと高を括ってたんだけど、これほどすごい音楽をぼくはこれまで聴いたことなかったといわざるを得なかったね。本当にすごいと思う。しかも、曲がとてつもないよね。“スーパーソニック”と“リヴ・フォエヴァー”がぼくにとっての最高傑作だな。ホテルではずっとiPodで聴いてるし、試合に向かう時やロッカー室でも聴いてるよ。オアシスをようやくちゃんと聴くようになるまでに、こんなに時間をかけちゃったのが自分でも信じられないよ」

また、メッシは当初、バンドがすでに解散していることには気がつかなかったという。

「YouTubeでオアシスのライブの動画を観たりしながら、コンサートを直に観たらすごいだろうなと思ってたんだよ。それでカルリートスにマンチェスターかロンドンでライブを観られないのかって訊いてみたら、もう解散したんだと教えてもらったんだよ」とメッシは語る。

そこでアルゼンチン・チームの総意として、もしアルゼンチンが優勝することがあったら、ギャラガー兄弟にはその意見の相違を乗り越えて、「報酬は言い値でよいから」という条件までつけて、再結成してほしいと申し出たのだという。

「ぼくはアルゼンチン代表のほかの仲間全員にオアシスを聴かせたんだよ、そうしたら、本当に、みんな大好きだったんだ。もう何曲か知ってる人もいたけど、たいていの人は一度も聴いたことなかったんだよ。ぼくたちとしては、もしアルゼンチンが優勝できたとしたら、オアシスをアルゼンチンに呼んで、ぼくたちの祝賀会に加わってほしいということでみんなで賛成したんだよ。あとは、ギャラガー兄弟の言い値を待っているだけなんだよね」

とはいえ、メッシにはまだ難関が待ち受けているかもしれない。というのは、06年のワールド・カップではノエルが試合に観に来ることがイタリア代表にとってゲンのいいことになっていたからだ。

ただ、ノエルはノエルでテヴェスの大ファンで、今度生まれてくる子供が男だったら名前はカルロスかカルリートスにしてもいいかもと真剣に思案もしているそう。

なお、ノエル・ギャラガーがアルゼンチン代表監督マラドーナとのエピソードを語ったブログ(「児島由紀子のロンドン通信」)はこちらから。(→http://ro69.jp/blog/kojima/36259
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