リアムのビートルズ映画のサントラはリアムの新バンドが担当

リアムのビートルズ映画のサントラはリアムの新バンドが担当

ビートルズのマルチメディア企業アップルの姿を描いた映画の製作に乗り出した元オアシスのリアム・ギャラガーだが、映画のサントラにはリアム率いる新バンドが音源を提供することになった。

カンヌ映画祭で正式に製作発表が行われたこの映画の音楽についてリアムはガーディアン紙にビートルズの音源を使うのは見送ったと説明している。

「どうしても使いたいんだったら、ビートルズの音楽も使えるんだぜ」とリアム。「でも、俺たちでやることにしたんだ。俺の新しいバンドでサントラはやることにしたわけ。ああいうサウンドだって、別に俺たちにだって再現できるんだからさ。だから、あの時代を思い起こさせるようなサウンドになっていた方がおもしろいんじゃないかと思うんだよ。ミエミエな形で“レット・イット・ビー”を使うんじゃなくてさ」。

また、リチャード・ディレロの原作をもとにしたこの映画は「ビートルズだけについての映画じゃないんだ」とリアムは念を押した。「これはよく断っておきたいんだよね。これはアップル・レコードについての映画なんだよ」。

また、ほかの映画製作に乗り出すつもりはまったくないともリアムは語った。「俺がやるのはこの映画1回ぽっきりだから。その後はまた元の失業保険暮らしに逆戻りさ」。

アンディ・ベル、ゲム・アーチャー、クリス・シャーロックという元オアシスのメンバーの面々からなるリアムの新バンドはまだバンド名も未定で、リリースの予定も不明だが、リアムは10月になにかしらの形でデビューすることになると語っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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