ポール・マッカートニー、EMIからインディーへ完全移籍

ポール・マッカートニー、EMIからインディーへ完全移籍

これまで新譜を変則的にインディーとしてリリースしてきたポール・マッカートニーだが、EMIから完全に離れて自分のソロ作品はすべてインディーとしてリリースしていくことがわかった。

今回、70年以降のポールのソロとウィングスとしてのレコードの配給権を獲得したのはコンコルド・ミュージック・グループ。これはもともとポールの『メモリー・オルモースト・フル』をリリースしたヒア・ミュージックの親会社なので、そのうちスタバでポールの全カタログが……なんていうこともあるのかもしれない。コンコルドの実際の配給はユニバーサルを通すことが多いが、今回もそうなるのかは明らかではない。

ポールは今年の2月に『マッカートニー』から『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』までの配給権をすべてEMIから買い戻したらしいが、ビートルズの配給権はそのままEMIに残る。

「ぼくはいつだって自分の音楽をみんなに伝えるための新しいやり方やチャンスをみつけることに情熱を持ってるんだけど、これについてはコンコルドの人たちも同じなんだよ」とポールは語っている。

今回の移籍で8月には73年発表の『バンド・オン・ザ・ラン』などの再発が予定されているらしい。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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