セックス・ピストルズの元マネージャーでパンクの立役者ともいわれたマルコム・マクラレンの葬儀の詳細が発表された。

マルコムは今月8日、ガンとの闘病の末、スイスの病院で息を引き取った。葬儀は4月22日木曜日にロンドンで執り行われる予定で、遺体が葬られるハイギット霊園まで葬送行進が行われる予定。

マルコムの息子、ジョゼフが運営する人権団体へのチャリティ・サイト、ヒューマンエイドにアップされた告知によれば、一般の人々には13時15分から約1時間の予定で行われる行進をぜひ見送ってほしいとのこと。行進はカムデン・ハイ・ストリート、チョーク・ファーム・ロード、フェルディナンド・ストリート、マルデン・ロード、サザンプトン・ロードを経てハイギット霊園に到着する。

また、この日の正午にはマルコムに免じて、「混乱の1分間」を見届けてほしいという要請もされている。「好きなレコードをかけて、安らかに眠らせろ！」とあるので、みんなで大音量でなにかかけろということなのかもしれない。

ヴィヴィアン・ウェストウッドとマルコムとの間にできた息子ジョゼフは、エイジェント・プロヴァカトゥールというランジェリー・ブランドのオーナーでもあるが、今回父の死を悼んで80年の映画『ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル』からデザインをとった限定「Cash from Chaos」Tシャツを制作販売している。売り上げはすべてヒューマンエイドへの寄付になる。

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