間もなく、4月7日にセカンド・アルバム『コングラチュレイションズ』がリリースされるMGMT。すでに全曲試聴が開始され、各メディアでも絶賛の声が上がっているが、『rockin’on 5月号』ではその『コングラチュレイションズ』についてアンドリューとベンのふたりが語ったロング・インタビューを掲載している。

前作『オラキュラー・スペクタキュラー』の成功についてベンは「僕らは名声の味が何となくわかって、怖くなって、そこから先に足を踏み入れなかった。自分達が何を大事に思っているのかを見失う前に、我に返ったんだ」と語り、一方アンドリューは本作の背景にある心境について「僕らが今生きている世界は、もう単純な怒りを発することができなくなった場所なんだ。だからこそ、僕らの破壊の表現は、より繊細で、複雑化した。それを乗り越えた場所から思い切りエネルギー全快でみんなを再スタートさせなくちゃいけない」と語っている。

本誌では『コングラチュレイションズ』の合評も掲載。2010年を象徴するアルバムになるであろう本作に、徹底的に切り込んでいる。大雪の降るニューヨークで撮り下ろしたフォトも必見！