ノエル・ギャラガーのソロ・ライブ、続報!

ノエル・ギャラガーのソロ・ライブ、続報!

昨日3月25日、ノエル・ギャラガーがロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されているティーンエイジ・キャンサー・トラストのイベントで、オアシス脱退後初となるライブを行った。

ザ・コーティナーズによるオープニング・ライブが終わり、午後9時を回ったところでバンドとともにステージに登場したノエル。元オアシスのゲム・アーチャーはこの日全ての曲に参加し、ジェイ・ダーリントンも大部分の曲で共演した。その他、最小限のキットとパーカションを揃えたドラマーと女性だけからなる8人編成のオーケストラ、クラウチ・エンド合唱団も多くの曲に彩りを添えた。

短く「ハロー」と言ってから始められた1曲目は、“(イッツ・グッド)トゥ・ビー・フリー”。続いて同じくB面曲の“トーク・トゥナイト”を演奏すると、客席から「新曲は?」という声が上がる。ノエルは「ノー、俺たちはチャリティのために新曲はやらない」と答える。

“キャスト・ノー・シャドウ”で彼はクラウチ・エンド合唱団を招き入れる。“ドント・ゴー・アウェイ”の後には、「お前たちが気づいているか分からないが、今日は2年前にやったのと全く同じセットなんだ。でもいいよな、違う服を着ているわけだし」と話し、この日のセットリストがポール・ウェラーも登場した2007年のティーンエイジ・キャンサー・トラストと同一であることを明かした(正確には微妙に違っている)。

“リッスン・アップ”の後に再び1人の観客から新曲のリクエストが上がると、ノエルはこう話してその男性をあしらった。「その話はもう終わっただろ。新しい曲はやらないんだって。とんでもなく素晴らしいものになっているから、今はタイミングも場所も良くないんだ。君はアメリカ人? リバプールから来たって? アメリカ人になりなよ。リバプール人なんかでいるよりずっといいぜ」

続けて“サッド・ソング”、“ワンダーウォール”と演奏すると、先ほどと同じ観客が「ロッキンチェアー!」と叫ぶ。するとノエルは、「俺たちが入ってくる前にセットリスト見たな? それとも盗んだか? おいおい、ひょっとして奪い取ったのか?」と笑い、“ロッキンチェアー”を始める。

本編最後の曲は“ホワットエヴァー”。アンコールでは“ザ・マスタープラン”、“マリード・ウィズ・チルドレン”、そして“ドント・ルック・バック・イン・アンガー”が演奏された。

「今夜はお前たちのために演奏できて嬉しかったよ」とステージを去る前にノエルは話した。「ここに来て、チャリティを支援してくれてありがとう。また会おう」

ノエル・ギャラガーは本日26日にも2度目のライブを行うことになっている。

セットリスト
1. (It's Good) To Be Free
2. Talk Tonight
3. Fade Away
4. Cast No Shadow
5. Half The World Away
6. Don't Go Away
7. The Importance Of Being Idle
8. Listen Up
9. Sad Song
10. Wonderwall
11. Rockin' Chair
12. Slide Away
13. Digsy's Dinner
14. Whatever
15. The Masteplan
16. Married With Children
17. Don't Look Back In Anger

(c) NME.COM / IPC Media 2010
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする