ジェイ・Zがプレミア・リーグのアーセナルFCに対する思いを語っている。数年来のファンなのだそうだ。

昨年9月、ジェイ・Zはマンチェスター・シティ対アーセナルの試合をマンチェスター・シティ側のゲストとして観戦しているところを目撃され、ザ・サン紙などは彼がマンチェスター・シティのファンなのだと報じていた。だがこのたびアーセナル・マガジンのインタビューで、ジェイ・Zは自分はアーセナル・ファンだと断言した。

「あの試合の後、マスコミは俺がマンチェスター・シティのファンだと報じ始めたが、今はそんな噂も全て消えうせ、イギリスの人間なら誰でも俺がアーセナルのファンだということを知っているのは嬉しいね」

彼はティエリ・アンリが在籍していたころにアーセナルが好きになったという。

「もう5年くらい前のことになるかな。ティエリ・アンリがクラブにいたとき、彼のプレイを観て本当に素晴らしい選手だと思った。それ以来、俺はこのクラブの大ファンだし、今も選手たちはティエリがやったのと同じように美しいフットボールをやっている。彼は長期にわたる影響力をチームに対して持っていたんだと思うよ」

現在のキャプテンであるセスク・ファブレガスについては「立派なプレイヤー」と語るジェイ・Z。近い将来にチームのメンバーたちと交流を図りたいと思っているのだそうだ。

「今のチームに俺のファンがいるのかどうか分からないけどな」と彼は言う。「でももしいるのなら、俺がロンドンでやる次のコンサートにはぜひとも来てもらいたい。彼らには俺が仕事をしている姿を観てもらいたいし、俺は彼らが仕事をしている姿を観にいきたいんだ」

バスケの分野ではニュージャージー・ネッツの共同所有権を持っているジェイ・Zだが、機会があればアーセナルへの出資も惜しまないという。

「俺はビジネスマンだからな。いつも機会は窺っているし、もし良さそうだと思えたらね」と言ってから彼はこう付け加える。「サッカーのビジネスはよく分からないが、この先しかるべき機会が出てくるというのなら、何かが起こるかもしれないぜ」

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