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2009.11.29 ポール、ステージ恐怖症を語る NME
ポール・マッカートニーが極度のあがり症のために60年代の初めにザ・ビートルズを辞めそうになったと語っている。

11月18日にリリースされたライブDVD『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ〜ベスト・ヒッツ・ライヴ』のロンドンでのプレビュー上映(イギリスでは12月14日リリース)で開かれた記者会見の席で、ポールはビートルズの初期の頃にはステージに上がる前に非常に緊張したので、それを耐えてまでバンド活動を続けることに意味があるのか考えこんでしまうこともあったと語っている。

「その頃は『NMEポール・ウィナー・パーティ』というものがあって、NMEのオーナーたちが僕らやストーンズや、あらゆるトップ・バンドをつかまえてはタダで演奏させてたんだ! ビートルズを初めて最初の1、2年のことだね」と彼は言う。

「ウェンブリー・タウン・ホールの階段で緊張のせいで文字通り具合が悪くなりながら、『こんな仕事辞めなきゃ、全然良くない』と思ったのを憶えている。かなり参っちゃってたね」

だが最近はもうそんなこともなくなったのだそうだ。「今はそんなにひどいことはない。すごくいいバンドもついているし、助けになるよ。夜の終わりに(ステージ前に出て)お辞儀をするときに、僕ら(5人)だけっていうのはいいよね。ヴェガスでエルヴィスを観た時は気の毒だったな。ステージでは彼の後ろに50人もついているのに、彼の初期のレコードに比べて全然良くないんだ。その当時は3人だけでやっていたのにね」

DVDの内容について訊かれると、ポールはジョン・レノンについて書いた“ヒア・トゥデイ”の演奏は一番難しかったと話す。

「あの曲ではふと我に返ることがあるんだ。この映像版でもそう。自分がこの男(ジョン)のことを愛してるって言ってるんだってことに気づいて『なんてこった』と思うというか、公の場で、自分が知りもしない大勢の人の前でそれを宣言しちゃってるわけだからね! 『俺は何やってんだ?』って思うよ。まあ歌うこと自体は良いことなんだけどさ」

また、ポールは音楽ビジネスにはいつかうんざりするだろうといつも考えていたのだそうだが、いまだにそんなことは起こらないという。

「うん、ずっと飽きが来るだろうと思っていたんだけど、そんなこともなくて、僕はそれをとても嬉しく思っている」とポールは言う。「奇妙なことに、実際は前よりもっとエキサイティングになっているんだよね。それはたぶん自信を持てているおかげで、『みんな僕のことを本当に観たいんだ、それならたぶん上手くやれるぞ』って考えるようになるからなんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009


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