ノエルを襲った男、罪状を認める

昨年9月7日、トロントで開催されていたVフェスティバルでオアシスの演奏中にノエル・ギャラガーを襲ったとして告訴されていたダニエル・サリヴァン被告が11月20日、罪状を認めた。

ノエルはこの事件によって肋骨を3本骨折し、それ以降予定されていた多数の公演をキャンセルすることになった。怪我が完全に治ったと感じるまで8ヶ月かかった、とノエルは以前トロント・サン紙に話していた。

「サリヴァンはメイン・ステージ・エリアまでたどり着くと、ステージ脇に設置された電源コードを越え、ドラムキットのそばを走り抜けてノエル・ギャラガーに向かって突進した。暴力的に、背後から強い力で押した」と検察官のルース・ニールソンは弁護側が同意済みの供述書を裁判官のリチャード・シュナイダーに向かって読み上げた。

サリヴァンはその後リアム・ギャラガーにも危害を加えようとしたが、途中でセキュリティに突き倒され、ステージ上で取り押さえられた。

警察の証言によれば、ステージ裏に連れて行かれたサリヴァンはその場で逮捕されたが、暴れて抵抗し、叫び声を上げたので、警察官たちは彼を落ち着かせようとしたという。

検察官によれば、当時被告は酩酊しており、「フェンスを乗り越えようとした記憶がある」以外はどのようにしてステージまでたどり着くことができたのか憶えていないという。

裁判官は保護観察官に対し、サリヴァンについての判決前報告を行うよう命じた。判決は2010年2月5日以降に言い渡される。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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