ギブソン社 違法輸入の疑いで捜査の手

米ギブソン・ギター・コーポレーション社が楽器の製造に違法な木材を使用した疑いで連邦警察から家宅捜索を行われている。

警察はテネシー州ナッシュヴィルにあるマスマン・ロード工場から、木材、コンピューター、ファイル、ギターなどを押収し、同社がドイツ経由でマダガスカル産のローズウッド(紫檀)を違法輸入した形跡を捜している。アメリカのレイシー法(Lacey Act)では、汚職の防止と環境保護のため、マダガスカル産のローズウッドを国内に持ち込むことが禁止されている。

ギブソン側は連邦警察の調査に「全面的に協力する」と意思表明している。声明には、「ギブソンは流通過程を管理する有資格バイヤーとして、あらゆる基準に従う合法的な供給業者から木材を購入しています」と書かれている。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする