ジュリアン、ストロークス新作を準備中

ジュリアン・カサブランカスがザ・ストロークスの新作はシン・リジィのようなサウンドにしたいと話している。

ソロ・デビュー作『フレイゼズ・フォア・ザ・ヤング』のリリースも待たれるジュリアンだが、バンドの4作目についても作業を進めているとラジオ局XFMに語った。

「何ヶ月も作業してきて大部分の曲は書けたよ、少なくとも半分以上はね。問題は5人の男たちを一つところに集められるかどうかってことだ。僕の準備はもうできている。本当ならすでに終わらせているべき時期なんだけど、先延ばしになっちゃっててね」

新作の内容について質問されると、まだ何とも言えないが、どのようなサウンドにするかについては自分なりのアイディアを持っているとジュリアンは答えている。「僕の個人的な考えについて言えば、シン・リジィみたいな音にしたいんだけど、今の時代の作品にしたいし、80年代的なメロディを持たせたいとも思っている。70年代後期の超タイトなロック・バンドみたいな感じなんだけど、あっと思わせる瞬間もあるみたいなね。そんなのが可能ならだけど」

また彼は、周りが思っているほどバンドでの自分は幅を利かせているわけではないと話している。

「ストロークスは音楽的な判断についてはかなり厳しいんだ。もし何かを生き残らせようと思ったら、おそろしく好みにうるさい5人の男たちを満足させなきゃならない。それがバンドの良いところだけど、場合によっては息苦しくなったりもするよね」

「ある部分について何かヴィジョンが浮かんだとしても、それを最終的にどういう形にしたいのかを説明するのは難しい。そして実際に最終的な形にたどりつくのはもっと難しいんだ。うまく機能するようになる前に、『それ、好きじゃない』とか言われちゃうからね。周りの人間からの抵抗がある中でひとつのアイディアを実現させるというのは本当に大変なんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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