ポール、ライブCD+DVDをリリース

ポール・マッカートニーが今年7月17日、18日、21日にニューヨークのシティ・フィールドで行ったライブの模様を記録したボックスセットが、11月11日にリリースされる。

その作品『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ~ベスト・ヒッツ・ライヴ』の通常版は、CD2枚とDVD1枚からなる。デラックス版は、これにエド・サリヴァン・ショウでの演奏を収めたボーナスDVDが追加される。アナログ盤もリリースされる予定。

全33曲、3時間超の内容になるというこのCD。ライブではビートルズの曲もふんだんに披露され、“ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード”、“ブラックバード”、“エリナー・リグビー”、“レット・イット・ビー”、“ドライヴ・マイ・カー”、“ヘイ・ジュード”などのほか、ジョージ・ハリスンの“サムシング”のウクレレ版、ジョン・レノンへのトリビュートとして“ア・デイ・イン・ザ・ライフ”と“平和を我等に”のメドレーが収録される。その他、ウイングス、ザ・ファイヤーマン、ポールのソロ名義の曲も聴くことができるそうだ。

1965年にビートルズとして同じ会場(今年2月に取り壊されたシェイ・スタジアム)で伝説的な公演を行っているポールにとって、このライブは意義深いものになったそうだ。

「バンドにとって、そして僕個人にとって、この3回の公演は素晴らしいものだったよ。44年前に演奏しに来たシェイ・スタジアムの跡地で、新しいスタジアムのオープニングを飾れるなんてすごくエキサイティングだね」

60年代のファンたちの耳を聾する歓声を思い出しながら、ポールは今回のライブについてこう語る。「(ビートルズの公演の時より)さらにエキサイティングになったね。だって、今回は僕らの音が聴こえるんだからさ!」

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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