デイヴィッド・バーン、U2のツアーを批判

デイヴィッド・バーンが自身のブログで、U2の世界ツアーにはコストがかかりすぎていると批判している。また、ニューヨークのTV番組「ザ・レイト・ショウ・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」にU2が立て続けに出演したため、自分の出演が断られてしまったと不満も漏らした。

ヨーロッパ・ツアーの道中、デイヴィッド・バーンはブログにこう書いている。「あのスタジアム・ツアーはおそらくこれまでで最も派手で高価な(運営サイドの費用という意味で)公演だろう。ステージ設営に4,000万ドルということだから、計算してみると、ツアーのあいだ200台くらいのセミ・トラックがヨーロッパ中を駆け巡ることになる。こんなこと言うのは職業上のねたみかもしれないけど、うーん、やはり行き過ぎのように思えるし、例のアフリカの飢えた人々なんかの話とはちょっとバランスが取れていないんじゃないか」

続けて彼は、3月にU2がアルバム『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』のプロモーションのために5日続けて「ザ・レイト・ショウ・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」に出演したため、自分の出番が無くなってしまったことを明かした。

「あるいは、『レターマン』のU2独占週間を実現させるために僕らの出演がおじゃんになってしまったせいでこんな嫌味なことを言っているのかもしれないな。ま、好きなように取ってくれよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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