ピーター&ゴードンのゴードン・ウォーラーが死去

ブリティッシュ・インヴェイジョンの一角を担ったポップ・デュオ、ピーター&ゴードンのゴードン・ウォーラーが亡くなった。64歳だった。

ウォーラーは7月17日に心停止を起こし、コネティカットの自宅近くの病院で亡くなった。死因は心疾患とAP通信は報じている。

1960年代、ピーター&ゴードンはヒット曲を続けざまに世に送り出した。友人のポール・マッカートニーも彼らのために曲を提供している。代表曲は“愛なき世界(A World Without Love)”、“逢いたくないさ(I Don’t Want To See You Again)”など。

ウォーラーはスコットランド生まれで、ロンドンのウェストミンスター・スクールで後にバンドメンバーとなるピーター・アッシャーと出会った。「ゴードンは僕の人生の中でとても大きな位置を占めていたから、彼を失ったということをうまく理解することができないよ。とても耐えられない」とアッシャーは声明を出している。

「もうほとんど半世紀も前、彼は学校で僕の一番仲の良い友達だった。音楽でのパートナーだったというだけでなく、がちがちのジャズ・ファンだった僕を本物のロックンロール信奉者に変貌させた張本人でもあった。そもそもゴードンがいなかったら、僕は音楽業界で仕事を始めるということすらなかったと思う。60年代に一緒に活動した時期は僕の人生にとってとても重要なものだったし、これまでもいつも大切にしてきた思い出なんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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