『犬ヶ島』、オスカー作曲家によるサントラが配信リリース。『七人の侍』劇中歌の新バージョンも
2018.03.26 17:55
5月25日に日本公開を控えるウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』だが、3月23日の全米公開に合わせてサウンド・トラックの配信が開始された。
同サウンド・トラックを手掛けたのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』で第90回アカデミー賞の作曲賞を受賞したアレクサンドル・デスプラだ。
デスプラはウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』でもアカデミー賞の作曲賞を授賞。アンダーソン監督とタッグを組むのは、『犬ヶ島』で4作目となる。
今回配信リリースされた『犬ヶ島』のサントラには、黒澤明監督の『七人の侍』より“勘兵衛と勝四郎〜菊千代のマンボ”、『醉いどれ天使』より“小雨の丘”の新バージョンも収録されている。
配信リンクは以下。
なお、アンダーソン監督にとって2作目のアニメーションとなる本作は、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)のスタッフが再結集し製作。犬の生息数が増えすぎ「犬インフルエンザ」が流行している「20年後」の日本を舞台に、ゴミ処理場の島に隔離されてしまった犬の世界を描いている。
声優としてビル・マーレイやエドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンドといったアンダーソン監督作品常連の俳優陣に加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、ブライアン・クランストン、オノ・ヨーコらも参加。さらには、日本からも RADWIMPSの野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙らが参加している。