2012年に放送を開始して以来、レギュラー放送や特番化と形を変えながらも、コント氷河期の今の時代において真っ当に、そして真摯にコントと向き合い続ける番組、『LIFE!～人生に捧げるコント～』。本日発売の『CUT』4月号では、そんな『LIFE!』を表紙巻頭に、「人生をかけて笑え！」と銘打ったお笑い特集を敢行している。

特集内では、内村光良×田中直樹×塚地武雅×じろうによるスペシャル座談会と『LIFE!』の世界観を彩る俳優陣のアンケートを展開。座談会では、今の時代にコント番組をできる喜びや、それぞれがコントに魅了される理由、そして『LIFE!』で今後成し遂げたいことなどが幅広く語られる。

自分にとって『LIFE!』はほんとに大事な番組です。僕はコントで認められて世の中に出てきたので、自分の核となるところだと思っているんです。そして体の動けるうちにたくさん作品を残しておきたい。コントは生きた証ですね（笑）（内村）

『LIFE!』は、本番までの過程も楽しいし、収録が終わってからも『来週はどんなコントやろう？』って、楽しさがずーっと繋がっていくんですね。やっぱりそれだけ自分の中で特別な番組なんだなって思います（田中）

今後は、新しいキャラを作りたいです。僕、イカ大王っきゃないんですよ（笑）。あれを超えるキャラクターでも、立ち位置を築きたいんですよね。今度は堂々と紅白に呼ばれるキャラクターを生み出したいです！　見切れじゃなく！（塚地）

そのままの自分にはまったく自信も興味もないんですけど、別人格になったら何してもいいっていう感覚があるので、コントはやっぱり楽しいです。だから、ヤだなっていう仕事があっても、コントだと思えば全部できるんです（じろう）

同お笑い特集の中ではその他にも、『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』や、野性爆弾・くっきー、サンドウィッチマン、ロバート・秋山竜次、とろサーモンら「時代が追いついた芸人」、和牛、ミキ、霜降り明星、レインボーら「笑いに人生をかける若手芸人たち」へのインタビューなどを全46ページで徹底取材。人生をかけてお笑いに取り組む芸人たちのリアルに迫ったテキストは必読だ。

『CUT』2018年4月号