ピンク・フロイド大回顧展、トレーラー映像公開。この回顧展を観るべき5つの理由とは?

ピンク・フロイド大回顧展、トレーラー映像公開。この回顧展を観るべき5つの理由とは?

昨年27枚組のボックス・セット『The Early Years 1965-1972』をリリースしたピンク・フロイドだが、5月から大々的な回顧展がロンドンで行われる。

『The Pink Floyd Exhibition: Their Mortal Remains』と銘打たれた回顧展は、デヴィッド・ボウイの『David Bowie is (デヴィッド・ボウイ大回顧展)』を企画開催したヴィクトリア&アルバート博物館で5月13日から10月1日にかけて開かれる。

博物館のマーティン・ロス館長は開催発表にあたって、ヴィクトリア&アルバート博物館は「音楽だけでなく、ユニークなビジュアル・イメージについてもよく知られているこのバンドの作品を展示する場所として完璧だ」と、博物館にとっても理想的な題材であることを語り、次のように説明している。

「クリエイテブな成功を実現したイギリスのデザイン史の中でもピンク・フロイドは強烈なほどに印象的で、今に繋がる物語となっています。このバンドは傑出した音楽を生み出しただけでなく、60年代最初期のライブで行った実験的な照明演出から始まって、その後の圧倒的なスタジアム・ライブに至るまで、そして常に象徴的なアルバム・ジャケットを提示してきたことによって、50年にもわたってサウンドとビジュアルの融合の先駆者として活躍してきたのです」

デイリー・ミラー紙はこの回顧展を観るべき5つの理由を次のように挙げている。

まずピンク・フロイドについての展覧会は今回が初めてであるから。さらにバンドの音楽、デザイン、ステージの変遷を視覚、聴覚などマルチな観点から振り返る、旅のような体験になるから。今も健在である元メンバー3名(つまり、デイヴィッド・ギルモア、ニック・メイソンとロジャー・ウォーターズ)が直接関与し、楽器、機材やテクノロジー、デザイン画や設計図、原稿、写真やイラスト、デザインなどすべての展示物について監修したから。また、350点以上もの展示物に触れることになるから。そして、常にアーティスティックな限界を押し広げようとした世界レベルのミュージシャンたちの姿を捉えることができるから、とのことだ。

展覧会の予告はこちらから。
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