櫻井翔主演『ラプラスの魔女』で広瀬すず、福士蒼汰と初共演。監督は三池崇史

櫻井翔主演『ラプラスの魔女』で広瀬すず、福士蒼汰と初共演。監督は三池崇史

東野圭吾デビュー30周年の記念作品『ラプラスの魔女』の映画化が決定した。主演は櫻井翔で、広瀬すず、福士蒼汰が出演するほか、監督を三池崇史、脚本を八津弘幸が務める。

劇中で櫻井は大学教授・地球化学の専門家の青江修介を、広瀬は自然現象を次々と言い当て、青江を翻弄する謎の女の羽原円華を、福士は円華が探している失踪中の青年の甘粕謙人を演じる。青江は警察から連続して起きた2つの不審死の調査を依頼されるが、自然科学的見地から事件性を否定。そこに、円華が現れ、青江の目の前で、その場所で次に起こる自然現象を言い当ててみせる。なりゆきで円華と行動を共にすることなった青江は、彼女が失踪した甘粕という青年を探していることを知る。一方、警察は「円華には、なにか不思議な力が備わっている」として事件への関与を疑い始めている中、第三の事件が発生する、というストーリー。

映画化にあたり、出演者、三池崇史、東野圭吾よりコメントが寄せられている。

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<櫻井翔コメント>
この度、青江修介役を務めさせて頂きます櫻井翔です。
映画単独主演は4年ぶり。三池監督とご一緒させて頂くのは9年ぶり。東野先生の作品に出させて頂く
のは14年ぶり。沢山の"久しぶり"に胸が高鳴ります。
事件に、そして円華に翻弄される青江ですが、監督、そして共演の皆さまとの"大きな化学反応"を
現場で起こして行きたいと思います。

<広瀬すずコメント>
東野さんの作品の映画に出てみたいってずっと思っていたので、念願叶って、凄く嬉しいです。
円華という女の子も、何回台本を読んでも中々掴めなくて苦戦してます。
でも、その何か掴めないけど、円華のひとつの思いを強く抱きながら、少しでもリアリティある中で生
きていけたらなと思います。
櫻井さん、福士さんとは、初めて一緒にお芝居させていただくので、そんなお二人と現場でどんな化学
反応が起きるのか凄く楽しみです。
三池監督とは、本当にずっとお仕事がしたかったので、同じ現場を、味わえるのは凄く嬉しいです。
男性だらけの現場なので、監督を1番の頼りにさせていただきます。笑

<福士蒼汰コメント>
登場人物の裏の顔がとても興味深くて本の進みが止まらず、真相を知った後もそれぞれの心が気にな
って、その後を想像してみたくなりました。
東野圭吾さんのミステリーは面白いものばかりなので、その世界に浸れることを楽しみにしています。
演じる甘粕謙人の経歴は複雑ですが彼の気持ちは1つで、その気持ちに従っている。謙人の家族から
見える家族関係、それに考えさせられることになると思います。
お二人とは初共演ですが、櫻井さんは知的なイメージなので、研究者である青江のキャラクターがスッ
と頭に入ってきました。広瀬さんは十代とは思えないエネルギーがある印象で、ピュアさ・真っ直ぐさ
が円華とイメージがとても近いなと思いました。お二人との共演も今から楽しみです。
三池監督作品に三度も出演させていただけるなんて嬉しい限りです。
今回再び、監督の思考を感じ、皆さんと化学反応を起こしていければと思います。

<三池崇史コメント>
これはポップでラジカルな映画。原作はあの『東野圭吾』。だから面白くならぬワケがない。
そして「誰も知らない『櫻井翔』の正体」と「知っているよりヤバい『広瀬すず』」が激突し
「剥き出しの『福士蒼汰』が人類の明日を憂う」のだから…凄すぎる!

<東野圭吾コメント>
『ラプラスの魔女』の執筆では、これまでの自作にない要素を盛り込もうとして、大変苦しみました。
特に、私自身が当然のように抱いていた価値観や死生観を覆すには勇気が必要でした。
何もかもが常識外れで、読者の方々は受け入れるのに抵抗があったはずです。
そんな物語を映像化するとなれば、さらに大きな勇気が求められると思いますが、
監督さんはじめスタッフの皆様、そして役者さんたちのお力で、
素晴らしい作品になることを祈っております。
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東野圭吾が「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と発言する同作品は、すでに28万部を突破している。2018年公開が予定されている。
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