2014年の『48：13』に続くニュー・アルバムの完成が伝えられたカサビアンだが、最新インタビューの中でサージ・ピッツォーノがレディオヘッドの『キッドA』に人生を変えられたと語った。

これはQ誌のインタビューでサージが明らかにしたもので、レディオヘッドと『キッドA』について次のように語っている。

「『OK コンピューター』も大好きなアルバムだったんだけど、『キッドA』には人生を変えられてしまったんだ。ある日、友だちがナップスターに流出していた“Everything In Its Right Place”をCDに焼いてくれたんだ。それで俺はもう文字通り……3日間しゃべり続けたんだよ、こんなの今まで聴いたことがない、分析しまくって、頭おかしくなっちゃったんだ。俺にとってそれまでの人生最高の曲だったってことだよ。それで『キッドA』が出て、もう確信に変わったっていうか。とてつもない影響を受けたんだ、ロック・バンドには何ができるのかっていう点でさ。今すぐこれをやらなきゃって思ったのを覚えているよ」

また、サージはトム・ヨークについて「最高のボーカリスト。俺にとってトムの声はマーヴィン・ゲイのようなものなんだ」と語っている。

カサビアンは今年7月にグラスゴーで開催されるフェスティバル、「TRNSMT Festival」でレディオヘッドと共にヘッドライナーを務める。

なお、カサビアンは2017年8月19日（土）・20日（日）の2日間に亙って開催されるサマーソニックの前日、8月18日（金）に幕張会場で開催されるソニックマニアへの出演が決定している。

更なる詳細は以下のサイトでご確認ください。
http://www.summersonic.com/2017/
http://www.sonicmania.jp/2017/