TOKIO長瀬智也、映画『空飛ぶタイヤ』で主演。池井戸潤の作品が初映画化

TOKIO長瀬智也、映画『空飛ぶタイヤ』で主演。池井戸潤の作品が初映画化

TOKIOの長瀬智也が、池井戸潤原作の映画『空飛ぶタイヤ』で主演を務める。

原作は、『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞し、『半沢直樹』『花咲舞が黙ってない』『民王』など数多くの作品がドラマ化された池井戸潤の小説で、累計120万部を突破。また、池井戸の作品が映画化されるのは今回が初となる。

長瀬が演じるのは、ある日突然起きたトラックの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎。赤松はトラックの欠陥に気づき、製造元・ホープ自動車に再調査を要求。遅々として進まない調査に苛立ち、自らの足で調査を開始するが、そこには大企業がひた隠しにするリコール隠しがあった。時に挫折しそうになりながらも、自分の正義や家族や会社を守るため、大企業に立ち向かっていくという内容となっている。

なお、監督は、『ゲゲゲの鬼太郎』や『超高速!参勤交代』シリーズでメガホンを取った本木克英が務めた。そして、今回、映画化発表にあたり、主演を務める長瀬智也、原作者・池井戸潤、本木克英監督より以下のコメントが寄せられている。

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【長瀬智也】
池井戸さんの小説が映画化されるのは初めてと聞きました。
役の年齢と近いこともあり、共感できる部分がたくさんありました。
社会へ勇敢に立ち向かう役をいただき、とても光栄に思います。
そして、僕はいつも通り本気でやるだけです。

【池井戸潤】
『空飛ぶタイヤ』は私にとって初の映画化作品となりました。
人の命を軽視し、社会を欺き、自らは保身に走る――
巨大企業の腐りきった内情と、会社の常識は世間の非常識を地でゆくエリート社員たち。
そんな彼らに挑むのは、四面楚歌の運送会社のオヤジ、赤松徳郎です。
主演の長瀬智也さん始め、出演者の皆さんの演技がいまから楽しみです。
頑張れ、赤松! 
そう心から応援できる映画になることを期待しています。

【本木克英】
池井戸作品の最高傑作と言われる本作を映画化する機会を得られて、とても興奮しています。
一つの事故をめぐって描き出される、日本の企業社会の体質と病理。
いまだ改善されないのはなぜか。
ひとり果敢に闘う中小企業の赤松社長に寄り添って考えていきたいと思います。
主演の長瀬智也さんは、情熱や男気を発散するだけでなく、内に秘める表現もできる稀有な俳優です。
彼の深みのある演技に大いに期待しています。
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映画情報は以下の通り。

●映画情報
映画『空飛ぶタイヤ』
2018年全国公開
原作:池井戸潤
主演:長瀬智也
監督:本木克英

公式サイト:http://soratobu-movie.jp/index.html
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