山田涼介×曽利文彦、実写版『鋼の錬金術師』撮影秘話を熱く語りまくる!

山田涼介×曽利文彦、実写版『鋼の錬金術師』撮影秘話を熱く語りまくる! - 『CUT』3月号 発売中『CUT』3月号 発売中

今年Hey! Say! JUMP!として10周年を迎え、すでに2本の主演作の公開が決まっている山田涼介。その1つが12月公開の人気コミックの実写化、『鋼の錬金術師』だ。錬金術の天才エドワードと弟・アルフォンスが禁忌を犯し、失ったものを取り戻す旅に出るという本作で、山田は主人公エドワード・エルリックを演じている。現在発売中の『CUT』(3月号)では、山田と監督を務めた曽利文彦が登場。非常に高い映像技術と、ダイナミックなストーリーが融合した本作について、ふたりに語ってもらった。

もともと原作のファンだったという山田は、エド役のオファーが来た時に、嬉しさとプレッシャーがあったと語る。しかし、好きだからこそ譲れない想いがあり、見た目や声色、声の出し方などを考え、自分らしいエドワード・エルリックを作り出していったと言う。

山田「オファーをいただいた時に、自分以外の誰かがエドを演じるのがもう絶対にイヤだって思ったんですよね。もちろん断る理由なんてひとつもないし」

絶対的な強い想いで演じた山田は、その真っ直ぐで男のかっこよさを持つエドをさらに好きになったという。そして、CGで描かれるアルとのシーンでは、実際には見えないものに対して想像しながら演じるという難しさがあった。しかしそのシーンを通じて、アルと心がつながっているような感覚になれたし、さらにエドを理解し近づくことができたと山田は語る。

山田「人の痛みを自分のものとして吸収しながら考えられる人間ってすごく強いし、たくましいと思うんですよ。それは人生の中でいろんなことを経験していかないと得られるものじゃないと思う。運が良かったのか悪かったのかわかんないですけど、いろんなことを僕は経験させてもらってきたので、そこに関してはわりと先入観なしで入れました」

曽利「この映画の大きな見どころのひとつは、やっぱり山田くんのエドとアルフォンスの心の通い合うところ、通じるところが見えるかどうかだと思うんですよね」

ふたりがこう語るように、技術と役者の魂が最高レベルで融合したからこそ、作品のファンタジーな世界観とダイナミズムを体現することができている。彼らの作品への強い想いと共に、公開への期待が高まる熱いインタビューだ。

『CUT』 2017年3月号
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143589
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