『火花』、菅田将暉&桐谷健太W主演で映画化。又吉の憧れ、板尾創路がメガホン

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    菅田将暉&桐谷健太&木村文乃

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    又吉直樹

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    第153回芥川賞受賞作『火花』

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第153回芥川賞を受賞した又吉直樹著『火花』が、菅田将暉と桐谷健太のW主演で映画化される。

原作は、漫才の世界に夢を持って身を投じるも、結果を出せずに底辺でくすぶっている青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、現実の壁に阻まれ才能と葛藤しながら歩み続ける青春物語。

同作が掲載された雑誌『文學界』は驚異的な売り上げを記録し、単行本の部数は253万部を突破。「第153回芥川賞」を芸人として初めて受賞する快挙を達成するなど、発売当初から大きな話題となった。また、2016年6月からNetflixでドラマ化(総監督:廣木隆一)され、さらに同ドラマがNHKで連続ドラマとして放映予定。

配役は、青年・徳永を菅田将暉、先輩芸人・神谷を桐谷健太が演じる。また、神谷の恋人ヒロイン・真樹を木村文乃が、そして徳永と「スパークス」というコンビを組むツッコミ担当の山下を川谷修士(2丁拳銃)、神谷と「あほんだら」というコンビを組むツッコミ担当・大林を三浦誠己が演じる。

監督を務めるのは、又吉の大先輩でもある板尾創路。又吉が創造した芸人の世界を、廣木監督とは違う観察眼で映像化できるのは、同じ芸人であり、又吉からの信頼も厚い板尾監督しかいないとの声に快諾し、彼ならではの視点を盛り込みながら映画『火花』を新たに創造するという。

今回は映画化決定にあたり、菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、板尾創路、そして又吉直樹より以下のコメントが届いている。

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<菅田将暉>
お笑いがなかったら、今の僕は存在していないと思います。常に芸人さんの繰り出すパンチが好きで好きで好きで好きで仕方なかった。人を笑わす、この痛みが無いと生きていけないとすら思っています。そんな自分にとって神様であり日常である芸人さんを演じるという事に物凄く怖さがあります。でも板尾さんと出会ってなんかもうどうでも良くなりました。だってこんなにおもろそうな座組。原作。そして聞いたら芸人さんあるあるだと言うじゃないですか。知りたい。そんな欲求がある事をお赦し下さい。ただ好きなものに邁進して良いと言う許可が下りたので、この度マイクスタンド一本のステージに立たせて頂きます。
映画『火花』宜しくお願いします。

<桐谷健太>
幼い頃から、人を笑かして笑顔と笑い声が生まれた時のエネルギーが大好きでした。
同時にウケへんかったら…とゆう、底知れぬ恐怖を感じ、眠れない夜も何度もありました。
人に笑ってもらえる最上の喜びと、この上ない困難さ。それを生業とする芸人さんは狂気の沙汰。怪物です。そんな世界に生きようとする、愛おしい男たちの物語。役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あーコワ。

<木村文乃>
誰もが知ってる物語の、誰もがどこかで経験したことのある苦さのなかで、少しだけホッといられるような存在になれるよう、板尾監督を信じてスタッフキャストの皆さんと一歩一歩踏みしめていけたらと思っています。

<板尾創路>
この小説を映像脚本にするのは大変苦労しました。
語りを画にして登場人物の思いを観客に届けるのが私の今回の一番の仕事だと思い半年かけて脚本を作りました。キャスティングに関しては、関西出身のドリームキャストで何の心配もしていません。最終的に「スパークス」と「あほんだら」という二組の漫才コンビを誕生させ、M1グランプリに出場させたいです。

<又吉直樹>
「火花」は自分の作品ではありますが、舞台に立ったすべての芸人、それを支えてくださった多くの人達が大切に共有していた風景を、たまたま僕が書かせて貰っただけだと思っています。謙遜などではなく、むしろ大それた恥ずかしい発言かもしれませんが本気です。
その風景を子供の頃から尊敬している板尾さんに預かっていただけることが嬉くてなりません。脚本は豊田利晃さん。僕が東京で最初に好きになった大人です。キャストを聞いたときも興奮しました。菅田将暉さん、桐谷健太さん、木村文乃さん、お三方とも僕にとって色気と才気が爆発している特別な俳優さんです。そして、2丁拳銃・修士さん、俳優の三浦誠己さん。昔からお世話になっている大好きな先輩なので心強いです。なぜでしょう。
監督、脚本、俳優、優しいけれど喧嘩が強い方々ばかりが揃った印象です。ドキドキしてきました。よろしくお願いいたします。
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映画情報は以下の通り。

●映画情報
映画『火花』
2017年11月公開
原作:又吉直樹著「火花」(文藝春秋 刊)
監督:板尾創路(『板尾創路の脱獄王』、『月光ノ仮面』)
脚本:板尾創路、豊田利晃(『青い春』、『クローズEXPLODE』)
出演:菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、川谷修士、三浦誠己ほか ※菅田将暉、桐谷健太はW主演。
配給:東宝
Ⓒ2017「火花」製作委員会
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