オアシス、映画『オアシス:スーパーソニック』より名曲誕生をめぐる3つのエピソードを公開

  • オアシス、映画『オアシス:スーパーソニック』より名曲誕生をめぐる3つのエピソードを公開 - © Tim Abbot

    © Tim Abbot

  • オアシス、映画『オアシス:スーパーソニック』より名曲誕生をめぐる3つのエピソードを公開 - ⓒIgnition

    ⓒIgnition

  • オアシス、映画『オアシス:スーパーソニック』より名曲誕生をめぐる3つのエピソードを公開 - © Tim Abbot
  • オアシス、映画『オアシス:スーパーソニック』より名曲誕生をめぐる3つのエピソードを公開 - ⓒIgnition

12月24日(土)に日本でも公開される、オアシスのドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』。本編で映像と共に紹介されるオアシスの名曲“Live Forever”、“Supersonic”、“Talk Tonight”の誕生に秘められた3つのエピソードが明らかになった。

最初のエピソードは、レコード契約前の1992年のこと。ノエルは「ある夜できた1曲ですべてが変わった」と振り返る。メンバーのボーンヘッドも初めて曲を聴いた時、「『曲が出来た』と言って奴が聴かせたのがあれだ。『お前じゃない』『なんで?』『だってそうだろ、よすぎるよ』と当時のノエルとのやりとりを思い出す。その曲こそ“Live Forever”だった。この曲が出来たときノエルは「これはケタ違いだ。これだ、出来た!と感じた」と振り返っている。

続いて、本作のタイトルにもなっているデビューシングルから。レコード契約を交わしたアラン・マッギーが、グラスゴーで初めて“Bring It On Down” 聴いて衝撃を受け、実はこの曲でデビューする予定だったオアシス。しかし、演奏が中途半端な出来だったためメンバーは猛反対。そして、ほかの曲を録音せずに、一夜でノエルが書き上げた新曲が“Supersonic”だった。その時のことをボーンヘッドは「皆が中華を食っている間に、奴が曲ができたと戻ってきた。その夜、録音してミックスした。すげえ出来だったよ」と語っている。

最後は鳥肌が立つバラード曲の誕生秘話だ。ファースト・アルバムがリリースされるとオアシスは米国ツアーへ。しかし、クスリを覚えたメンバーのライブはめちゃくちゃで、イラついたリアムが八つ当たりでタンバリンをノエルに投げつけたのが事の発端だった。その夜からノエルは失踪。直前に行ったサンフランシスコで出会った女性の元へ逃げ込んだのだ。

「何を考えてたのか、とにかく消えたかった 今でもトラウマだ」とノエルは振り返る。

しかし一方で、「でも“Talk Tonight”はあの数日に出来たすごくいい曲だから──運命的な出来事だったんだ」とも。リアムの八つ当たりによる「タンバリン投げ事件」が発端で生まれた名曲こそ“Talk Tonight”だったのだ。

その他にも本編では“Rock ‘n’ Roll Star”、“Wonderwall”、“Morning Glory”など、バンドの軌跡を語る上で欠かすことの出来ない名曲が20曲以上使われているという。

『オアシス:スーパーソニック』は、12月24日(土)、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開となる。

映画の詳細は以下の通り。

●映画情報
『オアシス:スーパーソニック』
監督:マット・ホワイトクロス『グアンタナモ、僕達が見た真実』
製作:フィオナ・ニールソン、ジェームズ・ゲイ=リース、サイモン・ハーフォン
製作総指揮:リアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガー、アシフ・カパディア『AMY エイミー』、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』
編集:ポール・モナハン/音楽:ラエル・ジョーンズ/再レコーディングミキサー:リチャード・ディヴィ/VFX&アニメ―ション:ザ・ブルワリー/ VFX&アニメ―ションスーパーバイザー:マーク・ナップトン/ミュージックスーパーバイザー:イアン・クック、イアン・ニール
2016年/イギリス/英語/カラー/122分/日本語字幕:石田泰子/監修:鈴木あかね、粉川しの/配給:KADOKAWA

日本公式サイト:http://oasis-supersonic.jp/
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする