15年の時を経て映像化された『クビキリサイクル』。西尾維新、梶裕貴、悠木碧が本作について語る

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  • 15年の時を経て映像化された『クビキリサイクル』。西尾維新、梶裕貴、悠木碧が本作について語る - 『CUT』 2016年11月号 発売中

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2002年のデビュー以来、数々のシリーズ作品を生み出し確固たる地位を確立してきた小説家・西尾維新。彼のデビュー作品である戯言シリーズの1作目、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』がおよそ15年の歳月を経てOVAとして映像化される。CUT11月号には、西尾のロングインタビューのほか、アニメで“ぼく”=いーちゃんを演じる梶裕貴と、玖渚友役の悠木碧にもそれぞれソロインタビューで直撃している。

西尾「戯言シリーズはもう、当時の人生でした。それだけで全部でしたから。〈物語〉シリーズは趣味、つまりは楽しいことだけで構成していこう、という自分だけの不文律がありましたけど、戯言シリーズは人生ですから、楽しくないこと、つらいことや苦しいことも含めて書くということが、たぶんあったはずで」

また、キャストのふたりは、長年愛され続けているシリーズの登場人物を演じることについて次のように語っている。

梶「いーちゃんに関しては、演出がほとんどないんですよ(笑)。(中略)1話の収録が終わったときに、西尾先生が『やっといーちゃんの声が聞けました』と言ってくださって、それがすごく嬉しかったです」

悠木「お芝居って、わりとハートで考える感じでやることが多いんですけど、玖渚の場合、ハートでもブレーンでもなく、(空間を指さしながら)もっとこのへんで考えるっていう感じです。まさに空間みたいなところから持ってくる、みたいな印象で」

極めて映像化が困難な作品だと言われてきた『クビキリサイクル』が今、アニメ化された経緯、そして、西尾の原点でもある『クビキリサイクル』とはなんだったのかにディープに迫る貴重なテキストだ。

『CUT』 2016年11月号
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143376
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