リアム・ギャラガーによる「オアシスが再結成しないわけ」と、日々続く兄貴いじり

リアム・ギャラガーによる「オアシスが再結成しないわけ」と、日々続く兄貴いじり

本国イギリスではドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』の公開(日本では12月24日公開)を受け、絶えず囁かれていたオアシス再結成の噂が過熱。そんな中、リアム・ギャラガーが10月16日に地元マンチェスターで行われたRadio Xのイベントにて、その再結成を阻んでいる「元凶」についてコメントした。

「もしオアシス再結成してほしい、ってんなら、あいつ(ノエル)に頼むしかないね。あいつ次第だよ。ノエルはなんでもはいはいって言うこときいてくれる奴らに囲まれてたいんだけど、俺はそのうちの一人にはならない。バンドが再結成しないのはそれが理由だよ」

「チビ特有のコンプレックスの裏返しで偉そうにしてんだよな。ほら、『バンドはいつ再結成するんですか?』って皆あいつに訊くだろ、そしたらここぞとばかりに『絶対にありえないね』とか言うんだよ。いや正直、皆がその質問しなくなった瞬間に『何だ!? もう飽きられたか?』ってなると思うんだよな。そしたら再結成するって言い出すぜ。だからもうあいつにその質問すんのやめとけって」

「その質問やめとけ」のくだりは再結成へのラブコールととれなくもないが、ここでは単に兄貴への皮肉でしかなさそうである。そんなリアムは2017年のリリースに向けて現在初のソロ・アルバムを制作中だが、一方で「やっぱりバンドでやるのが一番だな」ともコメント。これが一時のセンチメントなのか悟りレベルの境地なのか、本気のほどは不明だが、いずれにせよ少なくとも近々のオアシス再始動に関しては期待薄といったところだろう。

ちなみにリアムは「俺がツイッターやりすぎてるからオアシスが再結成しないんだ、とか本気で考えてるやつがいるならそいつ頭おかしいぜ」、なんて発言もしている。バンド再結成が実現しない理由との因果関係は否定しているものの、自分がツイッターばかりやっていること自体は否定していないリアム。実際最近のツイートを見てみると、兄いじりを中心にかなり頻繁に更新している。

9月29日のツイートはこちら。
「芋男の逆襲」

10月14日のツイートはこちら。
「メイダ・ヴェールのスーパーで(今、巷を震撼させている)例のピエロが牛乳買ってるのを発見!警察呼ばな……くていいや」

10月16日のツイートはこちら。
「『俺らは昔はこうだったああだった、お前は最高だった』って俺は今でも最高だって!クソが!『マネー・マネー・マネー』by ABBAまたの名をノエル・ギャラガー」

ひとまずファンとしては、12月24日からの日本公開が決定している映画『オアシス:スーパーソニック』を、ゴシップ以外の貴重なオアシス関連トピックとして楽しみに待ちたいところだ。しかしギャラガー兄弟、次はどんな表現で罵り合い……、もとい、「公衆の面前での愛の確かめ合い」をしてくれるのだろうか。こちらも引き続き見守るとしよう。(古川典子)

映画『オアシス:スーパーソニック』の予告映像はこちらから。
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