10月からスタートした月9ドラマ『カインとアベル』、そして来年冬公開の映画『鋼の錬金術師』の主演も決定しているなど、話題作への出演が続く山田涼介。Hey! Say! JUMPのメンバーとして華やかなステージで活躍する一方、昨年は『暗殺教室』や『グラスホッパー』に出演し、新しい一面を見せるなど俳優活動の幅を広げている。現在発売中の『CUT』(11月号)では、彼がどのようにして演技と向き合い、俳優として活動してきたのかを語っている。
俳優としての活動はすでに10年となる山田だが、俳優の仕事を始めた当初は演じることに対して距離があったと言う。しかし経験を積んでいく中で、彼は一発勝負の本番に挑んだ時に本能的に演じることの楽しさを発見した。
「本番で瞬時に作り込んでやったときに、一気にそのシーンの情報が入ってくるんです。それは自分にとって一番いいと思っていて。(中略)そういうふうに、その瞬間に直に感じたものをどれだけリアルとして出せるかが、僕は、演技において一番楽しい部分だと思ってます。」
自らを動物的であると表現する山田は、その本能に従う自分の性格にあった形で演技の楽しみを見出し、同時に手応えも感じていった。そして今回、初の月9ドラマで主演を務めることについては、プレッシャーはあるものの、これまでの経験や自分を信じ、やれることを力の限りやっていきたいと語る。
「自分が一生懸命やってることを誰かが見てくれていればラッキーだなと思ってます。人に見られているから一生懸命やるんじゃないんですよね。一生懸命やるから、みんながその人を見てくれるということだと思ってます」
常に自分の直感を信じて行動し、着実にステップアップしてきた山田涼介の俳優としての軌跡をディープに語るインタビューは必読です。さらに、その素顔に超接近するスペシャル・フォトセッションも必見!
『CUT』 2016年11月号
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143376