メイナード・キーナンのプシファー、最新作よりドナルド・トランプを「ゴジラ」に喩えた“The Arsonist”のアニメーション・ビデオ公開

メイナード・キーナンのプシファー、最新作よりドナルド・トランプを「ゴジラ」に喩えた“The Arsonist”のアニメーション・ビデオ公開 - プシファー『マネー・ショット』発売中プシファー『マネー・ショット』発売中

トゥール、ア・パーフェクト・サークルに並ぶメイナード・キーナンのプロジェクトであるプシファーが、2015年リリースのバンドの最新作『マネー・ショット』より“The Arsonist”のアニメーション・ビデオを公開した。

同ビデオの中では米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプがゴジラを彷彿させる怪獣として登場し、女性格闘家のロンダ・ラウジーをモデルにした女性ファイターらによって怪獣トランプが倒される内容になっている。

映像はこちらから。

メイナードは以前インタビューで共和党候補にトランプが決まった今年の大統領選についてメイナードは次のように語っている。

「つまり、俺はイタリア系でもあり、アイルランド系でもあるんだ。俺のイタリア人としての血は俺をワイン造りとか、料理もするような家庭人にさせるんだ。でも、俺のアイルランド人としての血は、俺にえんえんと与太話にかまけて、『まずは人を笑わす』ことが第一っていう俺の性格にもなってるんだよ。だから、すごく分裂してるんだよね。けどね、トランプがアメリカを率いることになった時にはもうそれこそいろんなとんでもないギャグが生まれてくるはずでね、そのユーモアといい、その悲劇性といい、そしてきっとそこで起こる本当に悲惨なこととかは、きっとその先何十年にもわたってコメディアンには飯の種になるはずだよ。そしてアメリカ合衆国の終焉ともなるだろうね。もちろん、俺のもっと実際的な側面はこういうわけだよ、『ああ、これはどこかで見た光景だ、そうだ、これは1938年のドイツだ』ってね。映画『26世紀青年』の未来のバカ社会はもはや喜劇じゃないんだよ。あれはドキュメンタリーだったんだ。あのバカ社会に俺たちは今生きてるんだよ」
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