カニエ・ウェスト、イケアとのコラボレーションに近く乗り出す?

カニエ・ウェスト、イケアとのコラボレーションに近く乗り出す?

世界的な家具メーカーのイケアはカニエ・ウェストの要請に応じて、自社の製品のデザインを請け負ってほしいと呼びかけている。

カニエはBBCラジオのアニー・マックの番組に出演し、自身のファッション・ブランド、イージーとのコラボレーションでアディダスと長期にわたる契約を交わしたことについて触れ、次回のプロジェクトとしてはイケアとのコラボレーションを試みたいと発言していた。さらにカニエは3月にスウェーデンにあるイケアの本社を訪れていて、その後、やはりコラボを試みたいとツイートしていた。

今回のラジオ番組でカニエはイケアとのコラボレーションの展望を次のように語っている。

「俺はどうしてもイケアとやってみなきゃならないんだよ。インテリア・デザインと建築に見合った家具を作るんだ。大学の寮とかでテレビを壁にはめこんだミニマリストな部屋の内装を俺が考えれば、絶対、みんなもこういうはずなんだよ。『イケアさんよ、もっとカニエにインテリアを作らせてくれ、これをカニエにやらせてくれよ、っていうのは実はカニエが作ったベッドとか、カニエが作った椅子とかほしいからなんだ。イェ(カニエ)が作った商品がもっとほしいんだよ』ってね」

これに対してイケア・オーストラリアはフェイスブックで、ソファーベッドの型枠の図案にカニエのブランドの「イージー」を冠した画像を上げていて、これにこうコメントしている。

「こんにちは、カニエ! あなたがどんなものを作ってくれるかぜひ見てみたいです! ぼくたちの後押しできみも有名人になれるかも!」

なお、このアニー・マックとのインタヴューでカニエは、昨年のグラストンベリー・フェスティヴァルの出演で冒頭でコメディアンがステージに乱入したことについて触れ、「(あの日の)音楽がすっかりだめにされた」と振り返っていて、自分は完璧主義であるゆえ、それからしばらくは軽い鬱症状に悩まされたと明かしている。また、2020年の大統領選に出馬する気持ちは変わっていないことも明らかにしていて、「今年に入ってシカゴでは少年少女が500人も命を落としていることに俺たちはなんにも感じられなくなっているからだ」とその動機について語った。

カニエにコラボレーション要請を受けると呼びかけるイケアのフェイスブックはこちらから。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする