アクセル・ローズ、6年前の太り過ぎ絶頂期画像のネットからの削除に躍起

アクセル・ローズ、6年前の太り過ぎ絶頂期画像のネットからの削除に躍起

現在、聴覚障害で離脱したブライアン・ジョンソンの代理でAC/DCのヨーロッパ・ツアーにヴォーカルとして参加しているガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズだが、ネットにばらまかれている自分の画像を削除させようと躍起になっているのが話題になっている。

問題となっているのはアクセルの体重が最も増えていた2010年にカナダのウィニペグでのライブ写真で、この時の画像にさまざまな文字を入れてネットで拡散させられているのをアクセルは阻止すべく、グーグルに削除要請を行っている。

画像はさまざまなアングルやポーズのものがあり、"スウィート・チャイルド・オブ・マイン"をもじって「スウィート・パイ・オブ・マイン」、あるいは"ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル"の冒頭の歌詞をもじって「ベーカリーにようこそ/パイやケーキが揃ってるぜ」、あるいは「マクドナルドにようこそ/フライやシェーキも揃ってるぜ」、"パラダイス・シティ"の歌詞をもじって「ベーカリー・シティに連れてってくれ/パイにはクリームこんもりでケーキがめちゃくちゃうまいとこ」などといった文句が最高潮に太ったアクセルの画像に埋め込まれ、ネット上でリツイートされたり、リブログされて拡散している。

アクセル側はグーグルに対してこうした画像についての使用許可は出されていないので削除するようにと文書で要請しているのが明らかになっているが、もともとこの一連の画像がカナダのカメラマンのボリス・ミンケヴィッチによって撮影されていることも突き止めた、本来はビット・トレントなどのファイル共有関連のニュース・サイトであるトレントフリークがミンケヴィッチとアクセル側にさらに詳しい事情を取材している。

アクセル側の追及はウェブシェリフという団体が行っているが、トレントフリークはミンケヴィッチの写真なのになにを根拠に使用権などといった著作権を持ち出しているのかと問い合わせたところ、通常、アクセル・ローズのライブでの写真撮影に関しては記事として使用した後には使用が制限されることとアクセルに著作権が移る取り決めとなっていると返答してきたという。

その一方でミンケヴィッチは確かに一筆を求められるアーティストとそうでないアーティストといるが、この時はどうだったかもうよく憶えていないとトレントフリークに答えたという。

しかし、その後もグーグルでは検索するといくらでもこの画像が出てくるため、グーグルが削除要請に応じた模様はまったくないとトレントフリークは伝えていて、それは著作権の有無についてのアクセル側の主張が疑わしいからではないかと分析している。
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