【完全レポ】「最高じゃねえか!」go!go!vanillas、陽性エネルギー大放出のツアーファイナル!

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go!go!vanillasが、5月28日に全国ツアー「Kameleon Lights Tour 2016」のファイナル公演を新木場STUDIO COASTで開催した。RO69では、この模様を写真とレポートでお届けする。

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●セットリスト
1.ラバーズ
2.ニューゲーム
3.バイリンガール
4.エマ
5.ビートクラブ
6.ビッグモンスーン
7.チルタイム
8.セレモニー
9.人間讃歌
10.デッドマンズチェイス
11.ツインズ
12.スーパーワーカー
13.ヒートアイランド
14.ホラーショー
15.アクロス ザ ユニバーシティ
16.カウンターアクション
17.ギフト
(encore)
18.ヒンキーディンキーパーティークルー
19.オリエント
20.マジック


全国23公演、アルバム『Kameleon Lights』を引っ提げた「Kameleon Lights Tour 2016」を行ったgo!go!vanillas。バンド史上最長のツアーは、新木場STUDIO COAST公演にてファイナルを迎えた。以下ではその日の模様をレポート。音楽を愛する気持ちとともに、次の一歩を踏み出したバンドの姿を感じ取っていただければと思う。

オーディエンスの手拍子に迎えられるように4人が登場。両腕を高く上げたりタオルを掲げたりしながらフロアへアピールしたあと、定位置にスタンバイ。威勢の良いサウンドとともにアルバムでも冒頭を飾っていた“ラバーズ”“ニューゲーム”を放出した。オーディエンスは拳を突き上げながら「ラララ♪」と大合唱。2階席でも揺れを感じるほどの盛り上がりだ。このバンドの根源=音楽を楽しむ純粋な気持ちがそのまま表れた “ビートクラブ”、柳沢 進太郎(G)がコール&レスポンスならぬ「ギター&レスポンス」(ギターフレーズに続けてオーディエンスが歌う)を敢行した“ビッグモンスーン”などを演奏。メンバー自身が音楽と遊びまくることによりその楽しさがオーディエンスにも伝染、結果的にみんな笑顔になってしまう――というバニラズ印のエネルギーが早々に溢れ出す。

星空のような照明が輝いた中盤パートでは様々なアプローチがあった。“チルタイム”にてキーボードを演奏してみせた牧 達弥(Vo・G)は、“人間讃歌”では1番まるっとアコースティックギター弾き語りで歌い上げ、一転、“デッドマンズチェイス”では4人が順番にメインボーカルを務める。音楽を囲みながらみんなでワイワイ騒ぎたいときも、一人きりになって音楽と対話したくなるときも、どちらも尊重してくれるのがこのバンドの信頼できるところだが、この日見せた新たなアプローチもあくまでそういう気持ちが根底にあるのだということが読み取れた。“ツインズ”のあと、『Kameleon Lights』は日常に根差したアルバムだからみんなのことも知りたい、と前置きして本ツアー恒例のMCコーナー「go!go!vanillasのお悩み相談室」へ。リラックスした空気でオーディエンスの相談に答えていく。

「嫌なことも全部出して、明日からまたいい日にするためにここに来たんじゃないでしょうか!?」(牧)と、“スーパーワーカー”から後半戦に突入。オーディエンスがタオルを回す“ヒートアイランド”で一丸となりながら沸点を飛び越えると、その直後のドラムソロでは、ジェットセイヤ(Dr)が時には素手で楽器を叩き「Wake up! カメレオン!」コールを巻き起こす。衝動的にステージ前方へ駆けだしそのまま下手側のマイクで歌い始める牧。1つのマイクに寄り添ってコーラスする長谷川プリティ敬祐(B)&柳沢。それぞれが全身全霊で演奏し、声の限りフロアを煽れば、オーディエンスも大きな歌声で応える。そうして最高潮のテンションの渦中で鳴らされる“カウンターアクション”の大勝利感ったらこの上ない。牧は「最高じゃねえか!」とフロアいっぱいの仲間たちを激励した。「俺たちが作った曲をみんなに聴いてもらって、笑顔で返してくれているのが見えて……なんて最高なんだろうと。MCで『ありがとう』って言っても軽い言葉になっちゃうから、みんなへの感謝の気持ちだけを込めた曲を最後に歌います」と牧。本編ラストを飾った “ギフト”は、それぞれの明日を生き、音楽という場所で再会するための約束の歌だった。

アンコールでは、新曲“ヒンキーディンキーパーティークルー”を披露。今の自分に誇りを持ち、このバンドで掴んでいく未来を信じているからこそ鳴らせる、ど真ん中の曲だ。そして「ロックンローラーにしか効かない魔法があるんです。ここから最後、みんなでロックスターになれますか?」(牧)と、“マジック”の歌詞そのままの光景を生み出し、終了。「ゴー!バニラズ!ゴー!」「ゴー!新木場!ゴー!」とライブ前に4人でやっているという掛け声を会場全員で行い締め括った。それでもなかなかステージを離れようとしない4人の表情には、全国行脚の充実感がにじみ出ている。長丁場の旅が終わったばかりではあるが、これだけ良いライブを見せられれば「この先」のへの期待が一層膨らんでしまうものだ。8月6日のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016も、THE BAWDIESとのスプリットシングル&ツアー(詳細はこちら→http://ro69.jp/news/detail/143720)も楽しみにしていたい。(蜂須賀ちなみ)
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