プリンスが4月21日、ミネソタ州チャナッセンにある自宅で4月21日に他界しました。自宅やスタジオを兼ね備えた邸宅ペイズリー・パークで死亡しているところを遺族が発見したとAP通信が伝えています。


突然の訃報に、ゆかりのミュージシャンをはじめ、各界からプリンスを悼む声が寄せられました。


昨年9月には『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン』をリリースし、そのわずか3ヶ月後に『ヒット・アンド・ラン フェーズ・トゥ』をリリースしました。『ヒット・アンド・ラン フェーズ・トゥ』のディスク・レヴューはこちら。


『ヒット・アンド・ラン フェーズ・トゥ』は当初、ストリーミング・サーヴィスのタイダルを通じてリリースされましたが、その後iTunesでリリースされ、そして海外では4月29日、日本国内では5月27日にフィジカル盤としてのリリースも決定していました。


そんなプリンスは、アメリカの公営ラジオ放送局のNPRの取材でレコード契約を奴隷制に喩え、アーティストのあるべき姿を提示しました。人種差別問題や社会問題においても、その認知度を高めたとして功績が認められ、2005年には NAACP Vanguard Award を受賞しています。近年では、ボルチモア暴動を受け楽曲を発表し、コンサートも開きました。


謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

RO69ではこの後も、プリンス逝去についての続報をお届けしていきます。