Dragon Ash × MONOEYES × ROTTENGRAFFTY 大激突!ライヴバンドの誇り轟く「GG16」レポ!

  • Dragon Ash × MONOEYES × ROTTENGRAFFTY 大激突!ライヴバンドの誇り轟く「GG16」レポ! - Dragon Ash/all pics by Yoji kawada

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2016年3月19日、CSやFMで数々のロック番組のMCを務めるジョージ・ウィリアムズが主催するライヴイベント「GG16」が、Zepp DiverCityにて行われた。RO69では、この模様をライヴ写真とレポートでお届けする。

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DJのジョージ・ウィリアムズがオーガナイザーを務めるイベント「George Williams presents GG16」。2002年にスタートし、今年で13回目を迎える当イベントがZepp DiverCityで開催された。出演者はDragon Ash/MONOEYES/ROTTENGRAFFTYの3組。「アーティスト×GG×オーディエンスという関係性を重視した楽しめる空間を提供したい」というイベントコンセプトに則って、三者が一体となって熱い祝祭感を生み出した一夜の模様を以下でレポートする。

■ROTTENGRAFFTY

トップバッターはROTTENGRAFFTY! 冒頭から“世界の終わり”のハードエッジな轟音が鳴り響き、満員御礼のフロアにヘッドバンキングの波を巻き起こしていく。KAZUOMI(G・Programming)の獰猛なギターサウンドと、HIROSHI(Dr)&侑威地(B)の激烈ビートが全身震撼レベルのスリルを生み出したところで、“STAY REAL”から一気に加速。NOBUYA(Vo)とN∀OKI(Vo)の華麗なヴォーカルリレーは刻一刻と熱を帯びていき、“P.I.L”“銀色スターリー”とアグレッシヴな楽曲が投下されるたびに場内の熱気は天井知らずに上昇していく。気づけばOiコール/モッシュ/ダイブの乱立状態となったフロアを前にして、「京都からやってきました、ROTTENGRAFFTYです。4ヶ月ぶりの東京やで!」と絶叫するN∀OKIもご満悦の様子である。

底抜けに明るい祭囃子が鳴りわたる“響く都”では、「お前ら、音楽は好きかー?」とオーディエンスに問いかけるN∀OKI。そこから突入した後半戦では、すべてを燃やし尽くすことで確かな希望を掴み取ろうとするロットンの闘争心あふれるロックンロールがさらにダイナミックに鳴り響いていく。“This World”ではヘヴィな轟音によって目も眩むほどの輝きを生み、“アンスキニー・バップ”では≪お前もあいつもみんなスーパースター≫という盛大なシンガロングを導き、“金色グラフティー”では前のめりな疾走感を描き出し――と、息もつかせぬ展開で頂点へと上り詰めたところでラストの“D.A.N.C.E”へ。鮮烈な電子音に彩られたサウンドが、勇猛果敢な歌声と共に天高く突き抜けていった。


01. 世界の終わり
02. STAY REAL
03. P.I.L
04. 銀色スターリー
05. 響く都
06. This world
07. アンスキニー・バップ
08. 金色グラフティー
09. D.A.N.C.E


■MONOEYES

ROTTENGRAFFTYの壮絶なステージとは打って変わり、映画『ボディガード』のテーマ曲“I Will Always Love You”のSEに乗って華々しくオンステージしたのはMONOEYES。“When I Was A King”のキャッチーなサビメロでいきなりでっかい歓喜を生み出すと、“What I Left Today”の清流のような音像を会場に降り注がせていく。細美武士(Vo・G)/戸高賢史(G)/スコット・マーフィー(B・Cho)/一瀬正和(Dr)という強力な布陣による演奏のクオリティはもとより、何より素晴らしいのは、そのサウンドが青春の輝きを目一杯封じ込めたような眩さに満ちていること。次々とダイブが巻き起こるフロアを嬉しそうに眺める細美や、ステージに向かってダイブしてくるキッズと拳を突き合わせるトディなど、メンバーの一挙一動にもライヴを純粋に楽しもうとするピュアな姿勢が表れている。

中盤では“Cold Reaction”“Get Me Down”などのディープな楽曲を披露しつつ、「負け犬どものテーマソング」という細美の紹介から突入した“My Instant Song”で熱いシンガロングを誘引。さらにスコットがリードヴォーカルを担うALLiSTERの“Somewhere On Fullerton”でパンキッシュに弾けるなど、バラエティに富んだセットリストでオーディエンスを魅了していく。終盤、渾身のグルーヴが渦巻いた“Run Run”、高らかな歌声が響きわたった“Remember Me”と1曲ごとにシリアスなムードを高めていく4人。ラスト“グラニート”ではノスタルジックな情景を描き出し、オーディエンスとの絆を確かめ合うようなエモーショナルなドラマが紡がれた50分間のステージは感動的なフィナーレを迎えた。

01. When I Was A King
02. What I Left Today
03. Cold Reaction
04. Like We’ve Never Lost
05. Get Me Down
06. My Instant Song
07. Somewhere On Fullerton
08. 明日公園で
09. Run Run
10. Remember Me
11. グラニート

■Dragon Ash

そして――。冒頭の“The Show Must Go On”からクライマックスのような壮大な風景を描き出してみせたのはDragon Ash! 当イベントの立ち上げに協力し、初回から皆勤賞を続ける彼らがヘッドライナーとして登場だ。その音と歌とパフォーマンスのひとつひとつから熱いエネルギーがほとばしるステージはこの日も健在。鋭利なサウンドとリリックが飛び交うミクスチャーナンバー“Posse In Noise”でフロアを掻き回したかと思いきや、平和を願うメッセージソング“Today’s the Day”でオーディエンスの胸を焦がしていく。「On bass, KenKen」というKj(Vo・G)のコールから“The Live”に突入すると、サポートメンバーのKenKen(B)をフィーチャーした衝動剥き出しの轟音が炸裂! DRI-V(Dance)&ATSUSHI(Dance)のパフォーマンスが、凄まじい狂騒感に包まれた場内の熱気をさらに煽っていく。

「Dragon Ashにとってもジョージにとっても13回目のGGです。こうやって音楽とライヴが好きなだけのバカなメンツを毎回観に来てくれるお客さんには本当に感謝してるし、イベントっていうのは俺たちがやってるんじゃなくて、お前らがやってるんだってことを胸にしまって帰ってください」。イベントの趣旨を真っ直ぐ伝えるKjの言葉が、“Neverland”“morrow”の心地よいサウンドとあいまってピースフルなムードを生み出していく。そして、そこから“百合の咲く場所で”“Fantasista”を連打! “Fantasista”ではステージに乱入したジョージがフロアにダイブするシーンもあり、「GG大好きだ!」「GG 続けていこう!」というKjのメッセージと共に盛大なクライマックスがブチ上げられていった。ラストは“Lily”の決意みなぎる歌を響かせて終了。ライヴバンドとして時代を切り拓いてきた誇りと、ライヴバンドとして今後もシーンを盛り立てていこうとする使命感が、全編にわたってビシビシと感じられた圧巻のステージだった。

アンコールでDragon Ashが“Curtain Call”を披露した後は、ジョージと出演バンド全員による記念撮影を実施。各アクトの合間にも軽快なトークを披露していたジョージの「また来年も会いましょう!」という挨拶と共に、3組のライヴバンドがしのぎを削った熱いロックイベントは終幕となった。(齋藤美穂)


01. The Show Must Go On
02. Posse In Noise
03. Today’s the Day
04. The Live
05. Neverland
06. morrow
07. 百合の咲く場所で
08. Fantasista
09. Lily
(encore)
10. Curtain Call

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