米大統領選の共和党候補J・ケーシック、「当選した暁にはピンク・フロイド再結成を」

米大統領選の共和党候補J・ケーシック、「当選した暁にはピンク・フロイド再結成を」

オハイオ州知事でアメリカの次期大統領選への出馬を表明しているジョン・ケーシックは、自身が大統領になった暁にはピンク・フロイドを再結成してみせると訴えている。

ケーシックは共和党からの出馬を表明していて、先頃行われたアイオワ州党大会では8位に終わり、次のニューハンプシャー州党大会でも不振に終わった場合には出馬を諦めるとも宣言している。彼は自身のキャンペーンのスローガンとしてピンク・フロイドの『ザ・ウォール』の代表曲をもじった「"コンフォタブリー・ナム(安楽に麻痺)"よりはまし」というものを掲げているが、ピンク・フロイドの再結成については次のようにCNNに語っている。

「大統領になったら、まずどんなことがあってもピンク・フロイドに再結成してもらって、いくつかの曲をやってもらいたいと思うよ。しかも、アメリカではこれだけ財政面で問題を抱えてるんだから、さしあたって1曲目は"マネー"からいってほしいとお願いするつもりだよ」

また、ニューハンプシャー州党大会への意気込みについては「ニューハンプシャーが終わったら、ぼくたちも"コンフォタブリー・ナム"になってるかもね」と悲観的な見込みを語っている。

なお、これまでで一番よかったライヴについてケーシックは「『ザ・ウォール』をピッツバーグで観て、ものすごかったよ」と語っている。ペンシルヴェニア州ピッツバーグでピンク・フロイドは1974年、75年、88年、94年に公演を行っていて、ロジャー・ウォーターズは10年に「The Wall Live」公演を行っているが、CNNによれば彼がどの年の公演について言及したのかは明らかではないという。ただ、『ザ・ウォール』を観たとなると10年ということになる。
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